まず前提です。 防衛省の職員は、そのほとんどが自衛隊員であり、その中の区分としては大きく、自衛官、事務官、技官の3つがあります。 官僚機構の、(少数の例外をのぞく)最高位である次官級ポストに就けるのは、自衛官か、事務官です。技官は少し地位が下がります。 事務官が就く次官級の最高位は事務次官といいます。自衛官が就く次官級最高位は統合幕僚長。 この二つの職は、ともに指定職8号という、通常の国家公務員の最高かつ同等ポストです。 採用枠としてはそれぞれ、①国家総合職試験を受けて防衛省職員として採用され、自衛隊員(事務官である隊員)になり、事務次官という頂点を目指すコースと、②幹部候補生試験を受け、防衛省職員として採用され、自衛隊員(自衛官である隊員)となり、統合幕僚長という頂点を目指すコースがあります。 次に結論です。 ①は、東大が圧倒的に有利で、防衛大卒が自衛官への任官を拒否して①経由で自衛隊員になっても、事務次官への到達は難しいのではないかと思います。絶対無理とはいいませんが。 ②は、東大がやや不利で防衛大が有利です。こちらは、圧倒的に東大が敗北する構図ではなく、何なら就く可能性はあるのですが、過去のデータ上は、やはり防衛大出身が就いてます。 ですから、コースによりますね。総合的には、①圧勝、②判定負け、の東大の、判定勝ちかな、と思います。
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