退職者の後を埋める形で玉突き状の異動により勤務地が決まります。 新規採用教員は教員異動で埋められなかった残った学校にはめるので、どこの学校になるかは全くわかりません。「もし配属先が嫌だったら辞退してね。あなたが辞退したら次点の合格者を採用します」というスタンスです。(辞退したら採用候補者名簿から抹消され採用試験合格が無効になります) 教員になった後の異動は、多くの都道府県で赴任後に異動希望を出せる最低勤務年限とその学校に勤務できる最長勤務年限が設けられており教員のローテーションが適切に行われる制度が敷かれています。 異動したいときや最長勤務年限をとなった場合は異動調書を出し勤務希望を書きますが勤務地域希望に順位を入れるぐらいです。具体的にどの学校になるかは人事当局次第です。 ここまでが所謂「異動のタテマエ」でその裏では.... 異動調書には学校長の副申書が添付されます。副申書には勤務評定と人物所見などが記載され記載内容によって異動先が大きく左右されます。学校長副申書は当人であっても開示されません。学校長はこの人事権で配下教員を支配しています。 異動希望調書を出しても学校長止まりで握りつぶされることも往々にしてあります。 学閥や研究会閥が存在します。学閥、研究会閥 で汗かいて雑務をこなし存在をPRして閥の上層(有力学校長、教育委員会人事担当)の覚えめでたければ、彼らの「引き」により勤務条件の良い学校を渡り歩くことが可能です。
そもそもですが、全く選べたりもしません。 出身地も完全に無視されますし、三重県であれば配属は一番北の桑名方面から南の熊野方面まで、何処になるかも全く分かりません。 なので底辺校から進学校への異動もありますし、熊野から桑名への異動とかもある訳です。 ちなみに・・・ 一応希望は出せます。 が、希望と言っても、現在の高校から異動したいかどうか。という内容と、どのあたりの地域が良いか。という希望です。 ただし、基本的には無視されます。だって自分が希望しても、他の教員が希望を出さなければ異動先が無いからです。 また、法令などにより配慮しなければならないと定められて居る人が居ます。 乳幼児を抱えていたり、介護があるなどで遠方への異動が困難な人については、異動が優先されます。 希望はまさに、介護があるかや育児があるかなどの配慮が必要かどうかの確認のための物で、単にここが嫌だからとかここが良いとかだと認められないと思っておいた方が良いです。 とりあえずはそんな感じですね。
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