解決済み
高校二年生です。 ホテル関連の職業に就いている方に質問です。 聴覚に障害のある方にも答えて頂けたら幸いです。 私は将来ホテルスタッフになることを夢みて日々精進しています。今何が出来るかを考えたところ、手話を覚えようと思いました。 そこで質問です。 ホテルスタッフになってから手話を学んでいれば良かったなど感じたことはありますか?また手話の出来るホテルスタッフにどれくらい需要がありますか? 聴覚に障害のある方は、ホテルに行った時手話が使えたら良かったのになど思ったことはありますか? 気分を害してしまうような内容でしたら申し訳ありません。どうかご回答よろしくお願いします。
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聴覚障害者であちこち旅行してますが、手話に不自由しなかったのは一個所だけ。 「コミュニティ嵯峨野」です。京都にある手話研修センターの宿泊施設でした。今は「ホテルビナリオ嵯峨嵐山」に変わっています。 部分的に手話が使えたのは、ホテルラフォーレとニューオータニ。ろう者のホテル員がいます。常時フロントにいるわけでは無いので、手話が使えるのは限定的。 佐賀県嬉野温泉で手話可の旅館に泊まりましたが、挨拶程度の手話でした。 この情報源は「手話の対応が可能な宿」というブログなのですが、実は単純に楽天トラベルのサイトで「手話」で検索してまとめただけのようです。逆に言えば、バリアフリー情報が一番充実してるのは楽天トラベルのサイトだと言うことです。 でもあくまでも宿側からの自己申請で、どこまで手話対応可能かはわからないって事ですよね。 まあ、いざとなれば筆談しますので、本当に困ったことは無いですが…… 交通情報で宿側がめんどくさがって説明を省いてしまうケースがあるようです。 新潟県の大湯温泉でしたが、ここのバス路線が独特で、一つの川の両側に違うバス路線が走ってるんです。尾瀬からの帰りに下りたバス停と小出駅に行くバス停が違う。尾瀬に行くバス便を使う人が間違えやすいものになってるのです。帰りに乗るはずだったバスに乗れなかった。ホテルに引き返して、やっと乗るべきバス亭がわかった。 地元の観光協会に、間違えやすいものになってる事を指摘しておきました。そしたら、返事が「地元の宿泊施設に案内するよう指導する」だったのです。ホテルの人が説明しなかったんですね。 手話では対応してないものの、聴覚障害者に対する配慮が充実していたのは、プリンスホテル系列でした。以前に伊豆下田のプリンスホテルに泊まったことがあり、後で滋賀県大津のプリンスホテルに泊まったら、ドアベルのフラッシュなどを用意してくれました。顧客情報を共有してるんですね。 ホテルや旅館に対する聴覚障害者の不満が意外に大きいのは、実はテレビです。わざと字幕を出せなくしている所がけっこう多いんです。 自分は、クレームを入れれば字幕を出せることを知っていますので、その場でクレーム入れています。が、出せることを知らない聴覚障害者の方が多い。そういう人達は、あきらめて泣き寝入りしてしまっています。 本当は、最初から字幕が普通に出せるようにするべきです。事情があって出せなくしてても、「必要な人は申し出てください、出せるようにします」と案内があるべきです。その案内が無い。 実は、旅行先の災害情報を入手するのにはテレビが重要なのです。そのテレビが使えないとなると、耳の聞こえない人には災害情報を入手する方法が無くなってしまう。 命に関わる問題なのです。 最後に。 グループ旅行の中に、聴覚障害者が混じっていることがよくあります。ホテルではその聴覚障害者がフロントに来ることはまず無いので、聴覚障害者への配慮が抜けてしまう事が多いのです。 テレビの問題でも、字幕をつけるよう交渉してくれる人なんてまずいません。 この辺の配慮も必要です。
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