人によって、学校によっても異なるのかなとは思いますが、 案外、先生も疲れてしまっているのかも知れませんね。 先生ももちろんあった方が良いのでしょうけれど、 やる気は、基本生徒が持つ物ですので、 あまり先生のやる気ばかりが全面に出てきてしまっても、 その授業は居心地が悪くなりそうですしね。 とても世知辛い事を言えば、 専門学校や大学などの講師の仕事と言うのは、 給金の額面に対して割が悪いという面があります。 1コマいくらで雇われるのですが、 実際には授業の時間だけではなく、 授業準備、資料集め、打ち合わせなどなど、 時間外に行わなくてはいけない事柄も多い上に、 扱う物が人間とか教育なので、 どうしても神経を使う事が多いです。 その苦労に対して、 生徒さんたちは若さ故に、 結構勝手な事を言ったりもしますから、 ストレスや労力に対して、 与えられる賃金が安く感じてしまう事も多いらしいです。 それを1年続けて行くと、 最後の方では、燃え尽き寸前になってしまうのかも知れません。 特に、最初の頃にはやる気にみなぎって、 一所懸命やっていた先生程、 溜まる疲労も多く、後半に一気に疲れが出てしまうのかも知れませんね。 ただ、私の知り合いで 講師をなさっている人たちは、 授業の様子や生徒さんたちの評判は存じませんが、 割と楽しくやっているみたいですけれど。 たまたま、友人の教え子(こちらは大学ですが)の人に 話を聞く機会があったら、 その人はスパルタで、とにかく怖い先生と言っていました。 その先生はやる気のある、 努力家タイプの男性講師なんですが、 一所懸命さが生徒さんには「怖い」って思われちゃうんですね。 先生は生徒の為を思って、採算度返し的に頑張っても、 こういうギャップのある評価になっちゃうこともあるみたいです。 そうなると、やっぱり疲れちゃうのかなとか想像に難くないですね。
ベテランの専門学校の先生にお話を伺ったことがあります。 先生をやっていてなにが辛いかというと・・・生徒にはっきりと才能がないと言えない事・・・だそうです。 美大や藝大なら、才能はなくても受験の為に努力はしてますし、それなりの覚悟もあるわけですが、専門学校にくる生徒は殆どがちょっとした好奇心で来るわけですよね。もちろん才能があるひともいるでしょうし、そういうひとは独学でも大丈夫なわけです。 才能もなければ努力もしない・・・しかし少子化なので生徒に2年間なら2年間学校に通って貰わないといけない・・・なんでも生徒がやめる度に先生にペナルティがある学校もあるらしいです。 そうやって生徒の機嫌を取って、何とか卒業まで学校にいて貰っても、まともに就職してくれる生徒はクラスで数人もいないわけですよね。 そういう仕事ってモチベーションを保つのは大変だと思いますよ。
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