矯正医官をしてます。

Question

矯正医官をしてます。あまり詳しく書けませんが、拝命後数年経ちます。
俸給はボカしますが1000万円は優に超えてます。

何故この仕事を始めたかと言うと、社会正義の為です。受刑者だろうと彼、彼女達にも人権があって、万全の体、気持ちで受刑生活を送り、社会に戻って欲しいからです。

刑務所や拘置所の中は皆さんが思っているほど怖くないです。
彼・彼女らはしっかり刑務官の言う事を聞いています。 私も危険に感じた事はありません。

確かに同世代の民間の医師に比べて年収面では劣りますが、私はこの仕事に誇りを持っています。
しかし、合コンに出て医師をしていると言うと女性は最初は積極的になりますが、刑事施設勤務と言うと大体そこで終わってしまいます。他の民間の医師にターゲットを変えてしまいます。
そんなに嫌な勤務先に見えますか？
職業は同じ医師でも、勤務先だけで差別されるのでしょうか？
同僚の刑務官も自分の職業を言うのはあまり言いたくないと言います。
皆さんは矯正医官と言う職業をどう思いますか？

Answer 1

世間の目という現実です。

ご承知だと思いますが，“Not In My Back Yard”（我が家の裏には御免）という言葉があります。略してＮＩＭＢＹ（ニンビー）（https://ja.wikipedia.org/wiki/NIMBY）と呼び，施設の必要性は認めるが，近所には設置しないでくれ，という住民またはその態度を言います。
ほかの代表例として，原発，火葬場，精神科病院，軍事施設…。いっとき，東京・青山の児相が話題に上がりましたね。

先生が目と耳で直接ご確認なさっている施設の現状を，世間は知らない，または曲解しています。
偏見と呼んでもいいかもしれません。
私は矯正職員で，「無医村」状態の施設に勤務しております。
ご存じでしょうが，欠員状態の施設は珍しくありません。
一職員が不遜ながら，先生のような志をお持ちの医師が，お一人でも増えていただきたいと切望しております。

なお，刑務官が職種の公言を憚っているのは，施設からの指導も一因かと思います。出所者との接触を厳重に禁じられております。それは我が身や家族を守るためでもあります。刑務官と受刑者とは，立場上ときとして利害が対立します。これを逆恨みする不届き者もいるからです。

Answer 2

ええ話しや？
↓
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/241365/4