解決済み
現在高校2年の女子です。質問です ①細胞検査士、臨床検査技師、病理医、細胞診専門医の違いはなんですか?(仕事内容、取っておかなければならない資格) ②細胞検査士になりたいが、臨床検査技師になれる大学に入った場合はどうすれば細胞検査士になれますか?(近くの国公立大学で細胞検査士になれるとこがないので) ③専門学校と国公立大学で習うのとではどのような違いがありますか?やはり就職率が違うのでしょうか? ④細胞診専門医、病理医など専門が違う医者でも同じ医学部を受け合格しその後何を学んでいくのかを決めるのでしょうか? この3つすべてでも1つだけでもわかるだけ教えてほしいです。大げさですが大学受験は人生がかかっているのでできるだけたくさんの情報がほしいです。よろしくお願いします。
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①関連 以下の法律にあるように、臨床検査技師の業務は「医師または歯科医師の指示な下」に行われることが法律に規定されています。常に医師が指示を出す側です。臨床検査技師は医療現場に必須の職業ですが、医師との関係は頭に入れておいた方がいいでしょう。 臨床検査技師等に関する法律 第二条 この法律で「臨床検査技師」とは、厚生労働大臣の免許を受けて、臨床検査技師の名称を用いて、医師又は歯科医師の指示の下に、人体から排出され、又は採取された検体の検査として厚生労働省令で定めるもの(以下「検体検査」という。)及び厚生労働省令で定める生理学的検査を行うことを業とする者をいう。 ④病理医と細胞診専門医について 医師免許は一種類(外科免許とか病理医免許とかがあるわけではない)、医学部にはいるとすべての診療科の内容を勉強し、医師国家試験を受けることになります。 医師としての専門(心臓外科とか産婦人科とか病理とか)の修行を行うのは、国家試験合格(医師免許取得)後に初期臨床研修(2年)を修了した後になります。 初期臨床研修の期間は、多くの専門をローテーションして基本的な技術を習得します。 病理は、日本専門医機構が認定した19の基本領域のうちのひとつです。 内科、外科、耳鼻咽喉科などと並ぶ専門領域で、ほとんどの医学部には病理関連の講座(と医局)が存在し、専門医育成のルートもほぼ確立しています。 一方、細胞診は、現在、日本専門医機構からは基本領域としてもサブスペシャリティ領域(基本領域の中の細かい専門)としても認定されておらず、日本臨床細胞学会が認定する「民間資格」の位置づけです。(サブスペシャリティとしての認定を目指しています) また、細胞診については独立の講座(研究室)は存在せず、病理、内科(癌など)、産婦人科などの専門家が細胞に注目した診断「も」行うもの、です。 最後に 可能なら、医学部に進み遺志になった方が将来は広がると思います。
臨床検査技師です。トピ主様の質問のうち2と3についてお答えします。 2.私は細胞検査士ではありませんが、私の親しい友人が細胞検査士として病理医の先生と共に日々、がん診療に携わっています。細胞検査士は、すでに臨床検査技師の国家資格を取得済みの人が、病理組織検査の実務経験を経て受験資格を得て、さらに試験を受け合格すれば取得となるものです。なのでまずは臨床検査技師になる事が大前提ですが、下記に示す通り臨床検査技師と細胞検査士を同時に目指せる大学が8つあります。 日本臨床細胞学会 http://jscc.or.jp/others/others3/ 3.専門学校の臨床検査技師養成校はかなりきめ細かく国家試験対策の模擬試験などをしてくれます。逆に言えば、国家試験に受からなそうな人は留年させるなどしてふるいにかけ、受かる状態にしてから臨床検査の現場へ送り出します。就職のあっせんもかなり丁寧にしてくれます。 対して国公立大学の医学部保健学科,検査技術科学専攻では国家試験対策と言えば数回の模擬試験(大手予備校がやってる、大学入試センター試験の模試みたいなものです)を受験させる位です。卒業試験を実施するかどうかは大学に寄りますし(私の母校では卒業試験など一切なし!), 専門学校ほど手厚い対策はしてくれず、国家試験に受かるかどうかは、自分次第です。国公立大学の検査技術科学専攻は臨床検査技師の養成という一方で、医学研究者を育成するというもう1つの方向性もあるのです。 就職率は専門学校の方が高い印象ですが、ただし専門学校からは概して民間の中小病院や検査センターへの求人への就職が主です。国公立大学からは国家公務員系の臨床検査技師として国立病院機構への就職(注意: 福利厚生など待遇は良いが、転勤があったり夜勤/学会発表・地域の勉強会主催など日勤帯以外の過酷な業務もあるので体力に自信のない人には厳しいかも?)や、大手民間病院(済生会、徳洲会系列など), または大学病院(ただし現在では大学病院の技師は国家公務員ではないので注意です)、または近年では民間企業へ就職する卒業生(臨床検査試薬会社、研究用試薬会社、製薬系など)も増えてきました。以上、参考になれば幸いです。
あなたの挙げられた資格は、国家資格と学会が認定するものと、混在しています。まず、そこを整理してください。 人を診療の対象とする〇〇医とつくものは、全て医学部医学科6年の課程を修了しないと、医師国家試験の受験資格を得られません。 医師国家試験は将来の診療科に関わらず、共通で大学でのカリキュラムも同一です。つまり、内科医も外科医も病理医も全て同じことを学び、試験を受けます。 細胞診専門医は、病理医が取る専門医の1つのようですね。医師は複数の専門医をもつことは、よくあります。 詳しくないですが、細胞検査士は臨床検査技師の人が所定の要件を満たして申請するものではないですか? 細胞検査士としての募集があるのか、検査技師として就職して、部署の希望を出せるのか、オープンキャンパスや病院体験イベントがあれば、出向いて質問されるとよいでしょう。 蛇足ながら、病理医を目指すなら、高い学力が必要です。数千万円の学費が必要な私立でも、早慶以上とされます。進学先の候補に専門学校が挙がっているのなら、まず厳しいと思います。
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