解決済み
従事する業務内容は同一,士官(商船でいう職員)への選抜登用も同一です。 船艇勤務の海上保安官は船務(船舶の運行・保守)と業務(警備・救難・交通安全)の両方に同時に従事します。 警察,消防,税関,気象などのように船務職(船員)と業務職(吏員)には別れていません。 例えば,航海科員は通常は商船でいう操舵手や甲板員の仕事をしていますが,救難業務が発令されると潜水員の職務に就いたり警備業務になると制圧隊の職務に就いたりします。 一般に有資格者採用は転職組が多く年齢もそれなりに高いです。前職の経歴は初任給で調整されますが昇任については海保入庁後の職務経歴・評価で行われ,採用年に高校新卒で海保校(舞鶴)を修了した人と同等です。したがって年齢をベースに見ると同年代のストレートで海保校(舞鶴)を修了した人と比べると格下です。 が,若年(20〜24才)の上級国家資格を所有する有資格者採用の人は同年代の海保校(舞鶴)修了者を凌駕します。 情報通信部門での話ですが,海保校(舞鶴)情報システム課程修了者より第1級陸上無線技術士のような最上級の国家資格所有の若年有資格採用者の方が早く昇進しています。 もし,海技短大を経て海技免許を取得し海上保安官有資格者採用に応募されるのであれば,四級海技士だけではなく1ランク上の三級海技士の筆記試験に合格しておくことをすすめます。後述の海保大特修科の選抜に有利です。(商船高専であれば二級海技士筆記) 海保は商船とは異なり海技資格所有だけでは士官(職員)への登用はありません。海上保安大学校特修科修了が必須です。特修科に応募し選抜され課程修了するまでは最上級の資格を所有していても商船でいう部員の職務です。これは海保校(舞鶴)修了者についても同じです。 また,有資格者採用の人は所有資格により学歴が高卒であっても大卒と認定され給与や処遇に反映されることがあります。 有資格者採用に応募されるのであれば,今すぐに管区本部総務部人事課で有資格採用者の海保校(門司)修了後の処遇や海保大特修科への応募条件についてお聞きになることを勧めます。(海保部内の人事処遇ルールの情報は知恵袋や他Webサイトには絶対に載りませんので)
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