他大学で言えば、生物学類は理学部生物学科、生物資源学類は農学部に相当します。 例えば、河合塾のKei-Netの「学問ウォッチング」ではそれぞれの学科、学部について次のように解説しています。 https://www.keinet.ne.jp/gakumon/index.html 【生物学】 生物学は、細菌や微生物から植物、動物に至るまで、地球上のあらゆる生物を対象に、生命現象のメカニズムを解明する。動植物の生育と環境のかかわりを研究する生態学、生物の形態や構造に関する形態学などのほか、分子や遺伝子レベルで生命をとらえる分子生物学、その手法を用いて遺伝現象を解明する遺伝学、生命現象を機能の側面から研究する生理学などの分野が発展している。 大学では、まず化学と生物の基礎をじっくり学んだ後、自分の研究したい分野へ進んでいく。いずれの分野も、理論だけでなく観察や実験が研究の基本となるため、実験・実習が多く、野外調査や臨海実習をカリキュラムに組み込んでいる大学も多い。 【農学・環境学系】 私たちが毎日食べている食料はどのように生産され、どんな過程を経て私たちの食卓に届くのか。また、世界ではどんな環境問題や食料資源をめぐる問題が起きているのか。こうした食料や環境にかかわることを扱うのが、農学・環境学だ。 この分野の最近のトレンドは「バイオテクノロジー」と「環境」だ。バイオの分野では、インフルエンザ予防に効果があるといわれるR-1乳酸菌入りのヨーグルトなど機能性食品が開発され、環境分野では野菜を育てる植物工場の実用化や、生物の多様性・自然環境に配慮した技術が開発されている。 また、農学系学部では学科再編が進み、「農」だけではなく生物、生命、資源、環境などの言葉を組み合わせた名称へ変わり、学科名だけでは何を学べるのか分かりづらくなっている。興味のあるテーマが食料生産なら「農学(生物生産系)」、バイオテクノロジーなら「農学(応用生命系)」、農業を支える技術環境や森林資源なら「農学(環境系)」、環境との共生なら「環境学」、動物の医療なら「獣医学」を見てみよう。 卒業生の進路状況は、各学類のサイトに載っています。 【生物学類】 生物学類卒業生の8割が大学院に進学し、修士号もしくは博士号を取得します。その多くが筑波大学の大学院に進学しますが、他大学の大学院に進学する人もいます。修士号取得後、一般企業に就職する人、博士号取得後、研究者や教育者になる人などその進路はさまざまです。 https://cbs.biol.tsukuba.ac.jp/graduates/ 【生物資源学類】 卒業生の約7割が大学院(博士前期課程)に進学し、約3割が就職しています。卒業生は民間企業・団体、公務員、教員、自営業など、国内外で広く活躍しています。 https://www.bres.tsukuba.ac.jp/information/career/
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