皆さん、どうか知恵をお貸し下さい。 この度、彼女が出来たのですが、網膜色素変性症という難病を患っており、治療法が無…

Question

皆さん、どうか知恵をお貸し下さい。

この度、彼女が出来たのですが、網膜色素変性症という難病を患っており、治療法が無くいずれ失明してしまうそうです。今は普通に目が見えるそうですが、将来失明しても続けられそうな仕事と言う事で、マッサージ師をしていますが、何の資格も持っていないそうです。

私なりに調べてみたのですが、あん摩マッサージ指圧師という国家資格があるそうで、彼女に資格取得の提案と金銭面での援助をしようかと考えています。

た有資格と無資格で大きな差があるのか、金銭面で資格取得に概算でどれくらいの費用がかかるのか、また将来への備え、と言う意味で他に良い案は無いかどうかご教示頂けないでしょうか？

彼女に何かしてあげたいのです。宜しくお願い致します。

Answer 1

網膜色素変性症の場合、視力は関係なく、病名だけで、視覚支援学校に入学が可能と思います。
視覚支援学校の鍼灸あんまマッサージ科に入学が可能です。入学金・授業料・教科書などが無料です。
授業内容は、民間の有料の専門学校と同じです。
通学が不便な所では、格安の寮もあります。

入学試験は易しい場合が多いです。極端に成績が悪くなければ、ほぼ入学できます。
１クラスが１０名以下の所が多いです。１８歳～６０代の人が入学されています。

卒業後、あんまマッサージ指圧師の国家資格は、ほぼ皆さん合格されます。鍼灸の方の国家資格は少し難しいので、視覚障害のハンディもあって、合格しない方もいます。

鍼灸の国家資格の方は、民間の専門学校の卒業生が多いので、希少価値が少ないです。
あんまマッサージ指圧師の専門学校は、視覚障碍者の仕事を守るために、新設の学校を開設しないように、国から抑制がかかっています。

あんまマッサージ指圧師の免許を取得して、高齢者の骨折後・脳卒中の人の訪問マッサージ(医師から同意書をもらって保険適応、送迎は運転手が付いたりします)や、デイサービスで機能訓練指導員としてマッサージをしたりします。整形外科などの病院に勤務する人もいます。
資格がない人よりも、資格のある人の方が、力を入れるマッサージの仕事が少なく、体への負担が少なく、腰・肘・手首を痛めることが少ないと思います。細く長く仕事を継続できる人が多いです。
資格のない人の、民間のマッサージの仕事は、体の負担が大きく、体を壊して、辞めていく人が多いです。

視覚支援学校に行くことで、同じような病気の友人・教官と知り合えるメリットは大きいと思います。
経済的な負担が少ないので、学校に通学しながら、次の進路を考える人もいます。

一度、近くの視覚支援学校に見学に行かれても良いと思います。最近は、ホームページが充実してる所も多くなっているようです。

網膜色素変性症の場合、視野狭窄・視力低下の進行の具合は、個人差が大きいです。７０代でも、視力を維持できている人も多いです。
治療法も研究中なので、将来、失明するかどうかは分からないです。
まだ、希望はもっておきましょう。

Answer 2

鍼灸マッサージ師です。

あん摩マッサージ指圧師の資格は、専門学校へ3年間通い国家試験に合格すれば取得出来ます。
学費は3年間で500～800万円です。

あん摩マッサージ指圧の資格が取れる学校は全国で20校ほどしかないので、近場に無ければ引っ越しが必要になる可能性もあります。

無資格のままでは、視力が無くなってしまってからの働き口が無いと思うので資格は取っておいた方が良いと思います。

盲学校のあん摩マッサージ指圧科に入学する手段もあります。
こちらは障がい者向けの学校なので学費等はほとんどかかりません。

入学基準等は詳しく分かりませんが、今後失明してしまう事を説明して問い合わせてみてはいかかでしょう？
「盲学校 あん摩」などで検索すれば出てくると思います。

Answer 3

あん摩マッサージ指圧師については福祉系専門学校等で検索すればある程度概算が算出できると思います。

中には就職サポート等のサービスを提供しているところもあるようですので、病状の悪化を考えてなるべく近場で通いやすそうでサポート等の重視で選ぶと良いでしょう。

後は全盲の場合著しく生活が困難になります。
特に後天性、つまり人生の中で中途全盲の場合、目が見えた頃の習慣がなかなか抜けず苦労する方が多いようです。

将来的な備えとしては任意成年後見人制度の利用を検討することになるでしょう。

現在の日常生活において、肢体不自由や聴力障害についてはやはり困難や危険があるものの、社会基盤の整備が進んで昔よりはマシですが、全盲の場合は今なお事実上社会的に置き去りになっています。

移動一つとして容易ではなく、点字が読めなくては手すりや初めて行く場所などは現在位置すらわからなくなることもあるでしょう。

特に金銭管理や買い物において当たり前ですが書面による契約は不可能です。

まず読めない。読み上げた内容が真正な内容か確認できない。サインや捺印が不可能です。

契約が出来なければ賃貸住宅などの生活に必要不可欠な準備が出来ませんし、口座開設や出納管理が出来ません。

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という訳で差し当たり予め成年後見人制度の利用を見越して然るべき方にお願いすることが必要になるでしょう。