現代の航空業界の事情ですが中型機が航続距離を伸ばして需要のある空港間をダイレクト運航ができるようになり、大型機によるハブ空港間を結ぶ形態は過去のものとなりました。 ジャンボジェットの愛称で親しまれたボーイング747も不要となり、同じようにエアバスA380も必要性がなくなりつつあります。 ANAが同機の導入に踏み切ったのはスカイマークの救済と国内路線の維持目的ですから積極的な経営判断の結果ではありません。 従って今まで導入しなかったのは賢明な判断でした。 日本企業が保守的とは言えず武田薬品の英大手薬品会社買収など積極姿勢を示しています。 残念ながら東芝の米原発企業買収の大失敗もあります。
>航空業界に限らず日系企業が慎重で保守的であることを示していると言えますか? ・全ての企業は売上高・利益追求を最大目的にしています。 ・日系企業が慎重で保守的ということはありません。営業方針を保守的にするか積極的にするかは、年度計画、又は個別事案每に決めるものです。(自分自身のお金をいつ、何に使うか決めるのと似たようなものです。) →航空会社の主な利用客はビジネス客。社会全体の景気が良ければ新規路線開設、増便対応し、景気が良くなければその逆の対応をします。A380は約800席、毎日、あるいは週数便でも一度に800人集客、運送するようなビジネス需要がない、と判断して導入してきませんでした。 ・スカイマーク経営危機の際も、年度計画同様、個別事案としてどのように対応するか検討した末、スカイマーク救済(A380導入)した方が①スカイマーク顧客をANAに取り込める ②A380は最大のレジャー路線であるホノルル線で対応出来る、等の判断をした結果になります。(それでも800人集客は厳しいので、エコノミー3席を1組にして販売等、工夫しますよね。) 日本に限らず、どの国の企業も需要があれば積極的展開、需要減少であれば事業縮小します。 外資含めて就職活動しているのであれば、各社営業展開状況を確認することをオススメします。 参考にして下さい。
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