電験三種の資格を取得しましたが、電験三種必須の求人（電気主任技術者としての仕事）を見てみると5年以上の実務経験が要件とさ…

Question

電験三種の資格を取得しましたが、電験三種必須の求人（電気主任技術者としての仕事）を見てみると5年以上の実務経験が要件とされていることが殆どです。勿論資格を取っただけで右も左も分からない人間ですからしかたないのですが。

電験三種が「あれば尚可」とされているビルメンテナンスの仕事なら採用してもらえるかもしれませんが、これは主任技術者の実務経験になるのでしょうか？
実務経験にならないなら、免状を持っていても永久に主任技術者にはなれないことになります。
免状＋ビルメンテナンス経験で、主任技術者として採用してくれる会社が現れることを期待するしかない、ということでしょうか。

もうひとつ質問で、主任技術者としての実務経験5年で一種電気工事士資格が認定で取得できるようですが、実務経験の具体的な内容は問題にならないのでしょうか？
主任技術者といっても会社により業務内容は結構違うのではないだろうかと想像したりします。

Answer 1

電験3種免状取得後に実務経験5年で第１種電気工事士免状を取得は、ビル管理の場合は実務経験証に『自家用電気工作物の維持管理に従事した』と言う一行文字と受電設備容量を記載すれば良く内容記載必要なしなので検針のみでも(会社が印鑑押せば)大丈夫です、東京都の実務経験証記入例(記入例数が多い)が参考になると思います。

Answer 2

器の狭い会社が多いです
未経験者を鍛えて、一人前の技術者にしようとする気がないのだから、そんな会社はこちらから断りましょう

Answer 3

資格や経験があっても良い条件の就職先は中々難しいです。
大型工場の電気主任技術者でも退職後に良い条件のお仕事がなく私どもの所へ斡旋依頼がきて何人も全国でお世話しております。
By電気工事屋

Answer 4

5年の実務経験とは、電気保安法人が顧客の電気設備を点検する際に、一人で点検が出来るのに必要な経験のことです。例えば、2年しか実務経験がないと、最初の3年は誰かとペアで付いて回り、経験を作る必要があります。最初から一人で客先に回したいが為に経験者を募集するのです。最近では規制緩和で小規模設備は実務経験4年で一人で回れるようになりました。
ビルメン会社の「あれば尚可」が実務経験になるか？の件は、電気設備を維持運用管理している課員になれば実務経験になります。ビルメン会社であればほぼ100パーセント運用管理の課員だと思いますが、工場の求人だと設備課ではなく、設計や技術部門でも電気の基礎知識として「あれば尚可」として求人する場合があるので注意必要です。
主任技術者としての採用については、必ずしも実務経験は必要ありません。5年の実務経験の話は、電気保安法人や電気監理技術者が外部委託者として他所様の設備を管理する際に必要な経験であり、自社の設備を見る場合は経験年数の決まりはありません。例えば選任されてる電気主任技術者が定年が近いなどで求人している場合は、採用されれば引き継ぎをして貴方が選任されることも可能です。