こんにちは、以前編集のお仕事について相談をさせていただいたものです。 現在転職活動中で、編集プロダクション始め、テレビ…

Question

こんにちは、以前編集のお仕事について相談をさせていただいたものです。
現在転職活動中で、編集プロダクション始め、テレビの報道貴社の仕事なども検討して進めています。その中でまた新たに悩みができたので質問させていただきます。
お忙しいところ恐縮ですが、お時間ある際に一言だけでもいいのでご回答お願いできればと思います。

現在書類選考通っているのが、何社かあります。
医療業界紙、編集プロダクション（芸能、オカルトなどなんでも扱う）、テレビの報道記者、旅行業界紙、があります。

すべての会社で合格通知をもらったと仮定して、どこに行くといいか考えています。
阿呆らしい質問だと承知の上で、恥ずかしい気持ちでいっぱいですが、
もしestさんが私だったらどの会社を選びますか？
estさんはテレビの方ではないと思うので、その選択肢の中にテレビを入れてしまうのもおかしな話かもしれないのですが、、、

この中で一番仕事内容として魅力的なのはテレビの報道記者です。理由は、キー局の報道フロアにいて、報道に携われるからです。報道を仕事にしたいと思っていたので、すごく魅力的なのですが、その反面、編集業務とは全然違う仕事になります。

いずれは海外で仕事をしたいと思っていて、テレビの記者の仕事だとあまり海外でのキャリアアップは望めないかなぁと思い、それなのであれば、編集プロダクションだったり、もしくは別の会社に改めてアプライする方がいいかなぁと考えています。

こんな質問でお恥ずかしいのですが、ご意見お聞かせいただけますか？

補足

補足です。

やりたいことは報道なのですが、将来海外で働くことやキャリアアップを考えると編集や出版のお仕事かなぁと思っています。テレビのお仕事求人でも、新聞雑誌経験者優遇の文字をみるので。

やりたいことを優先するべきか、それとも編集などのスキルを身につけるべきか。

もちろん出版もやりたいことであります。ただ、報道ではないので、そこのところ悩んでます。

Answer 1

リクエストありがとうございます。

実は、テレビ業界も放送作家やリサーチャーの仕事もしていたため、それなりに知っているつもりです。

テレビの報道記者ですが、テレビ局か局のグループ企業であれば選んでもいいかもしれません。ただ、外部の制作会社はあまりオススメできません。

その理由は仕事量ですね。世間の基準からはかなり仕事量の多い出版業界の人間から見ても「自分らのほうが全然マシだわ」と思うほどです。

最近は会社によっては多少マシになってきたようですが、自宅にあまり帰れないという話は今も聞きます。

もし、メンタルの強さや体力に不安を抱えているのであれば、制作会社の報道記者は慎重に考えたほうがいいでしょうね。

あと、テレビの報道記者は映像系になるため、将来的に記事ではなく映像系のジャーナリストになりたいのであれば、いいと思います。

もし記事のほうを志向しているのであれば、テレビ出身の方は原稿を不得手にしている方も多いです。そこはデメリットかもしれません。

ちなみに私個人が相談者さんの立場の場合ですが、「一番仕事の幅が広そうな会社」を選ぶと思います。

仕事の幅といっても雑用や営業などは別で、編集者や記者として扱うジャンルの幅が広い、という意味です。

これは私個人の考えですが、最初からジャンルを絞るよりは幅広く扱うほうが編集者、記者としても思考が柔軟になりますし、業界から淘汰されるリスクを減らせると思っているからです。

私は若いころ、政治経済やビジネス系のカタい記事を書いている一方で、グラビアや風俗なども担当していました。ほかにも漫画原作やコピーライターなどの広告系なんでもやってましたが、その経験は今に役立っています。

もし将来的にフリーランスを考えているのであれば、早めに独立できそうな編プロがいいかもしれませんし、専門分野のジャーナリストなら医療や旅行の業界紙でしょう。

もちろん業界紙出身でもそれ以外の分野のライターにもなれますし、そういう人も大勢います。ただ、同じ分野だと道筋は付けやすいかもしれませんね。

私はいろんなことをやりたいタイプだったので、この辺は好みが別れると思います。

あと、海外で働きたいのであれば、フリーのほうがやりやすいかもしれませんね。キャリアアップはそれなりに仕事ができれば、向こうから声をかけていただくこともあるので。

実際、編集者をしていたのもライターとして仕事をしていた雑誌の編集長にスカウトされたからですし、ほかにも断りましたが声をかけられたことは何度もあります。

とはいえ、業界事情的にマスコミ業界で入る選択肢がいくつもある、という状況はなかなか起こりにくいので、その立場になってから再度考えてもいいと思います。

とりあえずは業界に入ることが重要なので。だから、もし採用になったのが1社だったら迷わずそこに入ればいいと思います。

自ら断ってしまい、その後採用されることがなく、結局業界に入れずに断念した人もなかにはいるので。

以上、参考にしていただければ幸いです。