実際に大学生活が始まり、勉強が忙しくなったりしんどくなり「どうしてこれをこんなに勉強しなきゃいけないんだろう?」と自問自答し始めたとき、納得できるのは、おそらく自分が興味があるもの、好きなものではないかなと思います。 一般的には中国語のほうが話者も多く需要があると言われているのは間違いありませんし、そうだと思います。 ただ、だからといって誰でも中国語学習を続けていれば流暢になれるわけでもなければ、必ず就職先が見つかるという保証があると言う訳では無いはずです。 結局はどの語学も、使えるようになるまでは地道に継続することが必須で、それを可能にするのが自分自身のその語学や国への関心や興味だと思います。 せっかく「韓国語のほうが興味がある」と言葉にできるほどご自身の中での優先順位を出せているのに、「世間では中国語のほうが使えると言うし...」「親はそっちのほうが将来があるというから」と言った理由のみで選ぶと、後々なんのため、誰のために努力しているのか、わからなくなる気がします。それほど、語学を学ぶ過程では何度も諦めたくなるし、自問自答をします。 また、話は変わりますが、韓国語を専攻として学びながら、途中から中国語も始めることもできます。実際に私の周りでは日本人、外国人含めそういった人は多いです。韓国語を学習していた外国人が、途中で日本語を始めるパターンもとても多いです。どちらか一つしか人生でできない訳ではありませんし、むしろ仕事に使うようになれば中国語であれ韓国語であれ、プラスして英語がどうしても必要になると思います。 おそらく何語を専攻されたとしても、大学で留学生に会ったり、ご自身が留学されたりすると、世の中には(そのレベルはバラバラでも)何カ国語も操る人がいくらでもいるというのを実感すると思います。その人たちも、専攻して習得した語学、独学で学んだ語学、生活に必要で見についた語学と、それぞれ使えるようになるまでの過程はいろいろだと思います。 そう思えば、専攻の言語は自分が一番したい言語にして、努力次第では中国語でも英語でも、追加していくことは可能ですし、語学が好きな方であれば気づけばそうなっているかもしれません。 また、私の周りで外大や外国語学部に進んだ知人たちのなかには、モンゴル語など日本ではマイナーな言語を専攻した人も何人もいますが、そこでしっかりと努力すれば、貴重な話者として重宝されることもあると思います。実際に彼女たちはその国の航空会社のCAになったり、研究者になったりしています。 話があちこちそれましたが、要はこれなら続けられそうだと思える方にしてみてはいかがですか? もちろん今そう思っていても途中で気持ちが変わることもあるかもしれませんか、それは誰だってある話です。 いつも自分の心を指針にして、柔軟に行く道を少しずつ調整しながら進んでいけば、未来は誰にもわかりませんが、いつか何かが形になるかもしれません。 大学でも、はじめに就職した会社でも、人生が決まるわけでもないので、いつもその時できる努力、思う方向を信じて、まだどこへでも進める未来を楽しく選んでくださいね。 10歳以上年齢は違いますが、同じく語学を専攻したものとして、また現在も語学に向き合っているものとして、応援しています。
なるほど:2
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