サウンドデザイナーを目指してる大学3年の者です。 昔からゲームが好きで、その中でも音自体に興味があり普段から音作りをし…

Question

サウンドデザイナーを目指してる大学3年の者です。
昔からゲームが好きで、その中でも音自体に興味があり普段から音作りをしています。もちろん作曲もしているのですがそれ以上に効果音を作りたいという気持ちが強くなんとかゲーム会社のサウンドデザイナーになりたいと考えています。
そこで質問なのですがゲーム会社でのサウンドクリエイター（楽曲製作）とサウンドデザイナー（効果音製作）の二つの職業は採用の際に同じ課題や筆記試験が課せられるのでしょうか？
もしそうだとしたらサウンドデザイナーを目指していても筆記試験で出されるであろう音楽理論について深く知っていなければならないというこですよね？
毎日曲作りしていますが学校は音楽とは無関係のところで、更に自分で音楽理論について学んでいるわけではないのでそこが不安です。

Answer 1

回答リクエスト対象ではありませんが、丁度今年就職活動にてゲーム制作会社のサウンドクリエイター（楽曲製作）とサウンドデザイナー（効果音製作）の両方の採用試験を受けたので、少しでも質問者様の参考になればと思い回答させて頂きます。

基本的にゲーム制作会社の音楽系の採用試験は…
①エントリーシート審査 （②Web上で適性検査）
③作品提出 ④面接２〜３回程度
が基本のように感じました。

私は王手ゲーム制作会社を4社と、王手ではないゲーム制作会社3社を受けましたが、ガッチガチの筆記試験があるところはありませんでしたね。
Web上の適性検査があるところもありましたが、空間把握とか文章読み取りだとか、そういったものなので、数学が出来なくても普通に解ける問題が大半でした。
また、楽典や和声の筆記試験をする場所も1社もありませんでした。

作品提出の課題は楽曲制作系と効果音制作系で大違いでした。
＊まんま書いてしまうとあれなので、少しだけ捻りを加えて書きます。

楽曲制作系の場合は…
①「3D・一人称視点のホラーアクションゲームのボス戦に流すことを想定したBGMを2分以内、ループ対応で」などのように詳細な設定がされている課題
②「川・森・山・宇宙 の中から1つ選びそれをイメージした楽曲を2分以内で」というように選択肢を選ばせる課題
③「自由に3分以内で」のように完全に一任する課題
の3種類が多く見られました。
①〜③まで全部課題にしてくるところもあれば、①〜③の中から1つのみというところもありました。

効果音制作系の場合は…
①「水をコップに注ぐ音」などの単体系
②「ダンジョンなどで見られる重い扉が開く音から5秒後に主人公が全速力で走っていく音」など時間指定複数系
③「身長〇〇mの巨人のくしゃみを、その巨人の足元にいる身長165cmの成人男性が聴く音」などの、距離指定系
の3種類が多く見られました。
こちらに関しては①〜③までセットで出してくるところが多かったです。
一社だけ「自由に効果音を作りなさい」という謎課題だけの場所もありましたが…笑

少しでも参考になれば幸いです。m(_ _)m

Answer 2

こんばんは。
時々しかこちらを見ないので返信が遅れてしまいました。

くろ様 が回答して頂けているようで助かりました。(くろ様有難う御座います)
課題試験の内容など くろ様が回答されている通りです。(SPIとかもあるんですよね大きい会社は…)

と後補足として私は課題試験ではなくペーパー試験の方を少しだけですがご回答させて頂きます。
基本的にペーパー試験も音大の様な楽典などは出題されません。
出題される問題は、会社によって違いますが殆どは自分が所持しているゲームハードだったりとか、これまでプレイした作品の中で何がどう面白かったのか などアンケートの様な問題が半分です。
もう半分は、専門的な知識やアイディアが試される試験内容となっており、枠線の中の機材を全て使用してアコースティックギターを綺麗に収録できる環境、見取り図を描きなさい や図のゲーム画面に音を当てるとしたらどの様な音をどのようなアイディア、鳴らし方で鳴らすと面白く表現できますか？ などです。

最近はオーディオミドルウェアを使用する会社も増えているので、音響効果的な答え方だけではなく、サウンドプログラムなどの「鳴らし方」を意識して回答していった方が、他の方と違った見方で回答が出来、差別化が出来るかもしれませんね。
(最も新卒の状態でWwiseやADXを知っている方は本当に少ないと思いますが)

CEDECやGTMFなどの記事でサウンドデザインの事が載っているのでそういった場所で今の時代のサウンドデザインを学んでみるのも良いかと思います。