DTPオペレーターからデザイナーにキャリアチェンジするのって不可能でしょうか？DTPオペレーター歴4年の29歳女です。グ…

Question

DTPオペレーターからデザイナーにキャリアチェンジするのって不可能でしょうか？DTPオペレーター歴4年の29歳女です。グラフィックデザインを学んだことはありません。(芸術大学の美術学部出身です。)どうも、デザイナーの仕事の後工程になるのでデザイン会社(もしくはメーカー)と印刷工場との板挟みで短納期、残業、ミスしたら賠償金…みたいな世界に疲れて来ました。完璧にやって当たり前。ミスしたら評価が落ちる…。だけなので、ひたすらモチベーションが下がります。1番は収入ですかね。一人暮らしで手取り16万円です。デザイナーさんから届くデータをみると、レイヤーぐちゃぐちゃ、色適当、文字間バラバラ、画像の解像度無視…みたいな感じなので、これって発想力あったら私も出来るのでは？と思うのですが、甘いでしょうか。自宅に環境を整えて、家でデザインの勉強をするつもりです。あと、DTPオペレーターの立場が社内でも弱いのも…辛いポイントです。営業＞デザイナー＞DTPオペレーター＞製造…みたいなカーストが…もうちょっと誇りを持ってイキイキと働きたいです。(職場の人間関係は問題ありません。)

Answer 1

デザイナーは印刷用の最終データを作るわけじゃなく
あくまでもイメージのものなので、
仕上げるDTPオペレータにしわ寄せは来ます。

もし、働いている職場に営業さんがいるなら
あなたがデザインしたものも、
クライアント先に一緒に持って行ってもらうことです。

それが気に入ってもらえれば、次からは
直接あなたを指名してもらえます。

先方から気に入ってもらえれば、仕事として成り立ちます。
ただ、「自分本位のデザイン」ではいくらきれいにできても
絵に描いた餅に過ぎません。

Answer 2

現役（ベテラン（汗））グラフィックデザイナーです。
確かに、まともな印刷入稿データを作れないデザイナー、多いですよね。バカみたいに長いファイル名をつけて、文字化け起こしたもので寄越してくるからリンクが外れていてもいちいち開かないと再リンクができないとか。

結論なら「なれますよ」です。
昨今は、「基礎的な操作は教えなくても作業ができる人」で、なおかつ、印刷会社には入れずにデザイン事務所から直接ネット入稿しちゃうことも多々あるので「一人で入稿規定に沿ったフィニッシュワークまでできる人」、そして30歳以下なら大歓迎されます。
デザイン事務所でも、ADやらがいますから、とにかくオペレーター的な人を欲しているところは本当に多いです。

質問者さんは、印刷会社のDTPオペレーターとのことですから、イラレフォトショインデザインはお手の物ですよね？
であれば、まず金銭的に辛いかもしれませんが、アドビソフトの動くパソコンと、クリエイティブクラウド&モリサワフォントの契約をして、自宅の作業環境を整えてください。その上で、作品を少なくとも20件は作ること。
ポートフォリオ自体も作品としてのレベルが問われますから、それらを仕上げて、クリアファイル入りのポートフォリオと、オンデマンドでいいので30部ほど作品集の冊子を作ります。
それらを持って、面接に挑んでみてください。おそらく、どこかで引っかかると思います。

ただ、あとは本人のセンス次第にはなってきます。
うちでも何十人も面接をしてきましたが、オペレーター上がりの人で戦力としてデザインワークをお願いできそうなレベルの人は誰一人いませんでした。
バイトということで雇ってみましたが、5年以上オペレーター一筋できた人は、やはり「自発的に提案する力」はかなり新卒の人と比べてもかけています。おそらく、指示通りにする仕事に慣れてしまっているから、というのもあるかもしれません。

私の場合は、印刷会社でデザイナー件オペレーター作業もやっていましたが、このままではだめだと思い、常に激安でもいいのでフリーで外のお仕事をもらってきて、ディレクションからデザインワークから入稿データ作成までのすべてを毎月5件以上受ける副業をしていました。寝る時間を極限まで削ればできます。
30代になると流石にきつくなるかもしれませんが…まだ20代ならできるでしょう。

また、残念ながら、収入ですが、デザイナーになってもあまり変わらないと思います。
オペレーターの経験はあっても、デザイナーとしては一年生なので、新卒の子と同じところからのスタートですよ。よほど大手のところならいざ知らず、おそらく印刷会社より小規模のデザイン事務所が多いので、残業代は見込みで給料にコミコミ、100時間の残業は当たり前、給料も似たようなもので、営業がいないところも多いので、クライアントと直接やり取りをしなくてはいけないことも多々あります。
クライアントは無茶ぶりをする場合も多く、何かあればデザイナーの責任にされるのは、DTPオペレーターの時よりさらに重い責任をおわされると思います。
今よりギスギスした環境になったり、ストレスが多くなる可能性もありますが、チャレンジするなら、上記の覚悟を持って挑んでみてもいいかもしれないです。

Answer 3

デザイナーってのは経歴じゃなくて実力だから、あなたの言う通り「自分がやったほうがマシ」なんだったら、あなたの給料が上がるだけではなく、会社にとってもお得な話ですから、あなたがデザイナーになることを阻む要素は何もありません。

ただ、よくわからないのは「私でもできるのでは？」と言いながら、「家でデザインの勉強をする」と言っていることです。
それってつまり「私には（勉強しないと）できない」ってことですよね？

「私にもできる」ではなく「私にもできるようになる」ということなら、そんなこと素人にだって言えますから何の根拠にもなりません。

なので結論としては、わかりません。

Answer 4

作品用意して応募してみたらどうですか。
中小企業の中にはDTPソフトが使えれば学歴、経験不問の中途採用の募集も珍しくはありませんよ。
その多くはオペレーター的内容も含むでしょうが、デザイナーの部分の裁量があるものも多いと思います。
最初は今と変わらないかもしれませんが、デザイナーとしての領域を増やせそうな規模の会社なら、そこで実力を付けて次に繋げるというのもありなのでは？