主治医意見書は、知識がない人は全く書けません。医師に対しても1〜2時間の書き方の講習があるくらいです。未経験新人病棟クラークなら各欄に2時間の講義が必要でしょうから20時間以上の講義が必要かと思います。 さらに、短期記憶が問題ありかどうか、意思決定を行う認知能力があるのかないのか、意思が伝達できるかどうかなんかをカルテからクラークが判断できるわけないです。どうしても医師の代筆が必要なら、クラークに介護保険専門員(ケアマネージャー)の資格がある人を雇うべきです。 私は介護保険審査員をやっていたことがありますが、主治医意見書って本当にまともに書かれていません。最初の病名欄ですら、一番上に介護が必要になる病名を書かなければならないのに、それすら守られておらず、「高血圧」なんて書いてあって、あきらかに医療保険カルテの病名欄から上3つを書いているに過ぎないものを多くみます。さらに、経過欄はヘルパーの資格も持っていない介護支援専門員なども読むのに、難しい医学用語や略語を書くバカ医師もいます。特に最後にある特記すべき事項欄は空欄の医師が多いですが、ここに書いてある文言(どれくらい介護に手間がかかるかと言うこと)で介護度が1,2上がることもあります。 まあ、介護保険調査員による調査でだいたいはフォローはされるのですが、介護保険調査員も看護師も少なくヘルパーすらやっていないただの介護支援専門員も多いので、そのフォローにも大きなばらつきがあります。 基本的に、主治医意見書と介護調査を元に、その人の介護度が判定されるのですが、介護調査員が認知症の人を認知症と判別できずに、主治医意見書もいい加減に書かれていれば、実際は要介護1相当の人が、要支援1や自立に判定され介護サービスが受けられなくなります。 介護保険審査員をやっていた立場からすれば、少なくとも初回は必ず医師が書き、クラークが書くとすれば2回目以降だけにしないとだめだと思います。 主治医意見書をいい加減に書かれることで、介護サービスが減り、それにより介護疲れからの殺人なんて話がなきにしもあらずです。それぐらい重い書類だと思って書いてください。
なるほど:2
ありがとう:1
主治医が書くものに決まっています。 文書偽造ですか?
自分で勉強して
< 質問に関する求人 >
病棟クラーク(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る