解決済み
国家一般も地域によって難易度が変わるので、一概には言えませんが基本的にはそこまで難しくありません。 国家一般の中でも最もボーダーの高い地域の近畿や関東甲信越でも地方上級レベルかやや下程度、最もボーダーの低い北海道なら求められる点数や倍率的にもある意味大卒消防、警察官レベルかもしれないです。 国家一般は全地域で試験問題は共通、そして問題文の難易度自体は地方上級よりも難しい場合が多いですが、地方上級に比べると求められる点数がかなり低めです。 最も高い近畿でも概ね7割で一次突破、北海道なら5割、つまり半分で一次突破です。 これは国家一般の辞退者が非常に多いので、かなり下の方まで合格させています。 また、論文や人事院面接も地方上級に比べるとかなり楽なもので、余程のことがない限りは突破してしまいます。出来なかったとすれば一次試験ギリギリの人が大半です。 そして最終合格後の官庁訪問ですが、ここからが国家一般の大変なところです。 希望官庁によって難易度が格段に変わりますので、本省(霞が関勤務)や人気出先機関などはかなりの高倍率になりますし、場合によっては学歴を考慮されるケースもあります。そして面接に呼ばれる回数もおびただしく体力勝負。 ここは総合職と同じです。 ただし、総合職と大きく違うのは希望官庁を選り好みしなければ=選ばなければ不人気官庁なら余程のこと(官庁訪問を途中で放棄したなど)でなければほぼ採用されるということです。 前述した通り国家一般はかなりの受験者が辞退します。 基本的に大半の受験生は地方を第一志望にしているケースが多く、官庁で内定が出始める前後は地方の結果も出始める頃なので、人気官庁ならまだしも、不人気官庁の場合はごっそり合格者が辞退します。 こうなると不人気官庁としては人数の穴埋めをしなければならないので、まだ内定の出ていない最終合格者に片っ端から電話をかけてゆきます。 私の場合、大した学歴でもなく席次も悪かったのに、数ヶ所から是非ウチに面接に来てくれと逆に向こうから下手に来られて恐縮する程でした。 通常の官庁訪問は基本的に何回も面接を経る結構大変な作業なんですが、こういう場面になると面接に行った瞬間に書類渡されたり、全然官庁のこと知らなくても「いいよいいよ!」って感じで、若干ブラック企業の面接風です…まぁ、人が集まらない官庁は、それなりに理由があるので、そういうことなんでしょう。笑 ちなみに私はそういう場所はさすがに怖いので、ちゃんと面接して頂いた場所に行きました。 つまり、選ばなければ一応内定は出るということですね。 これを良しとするかどうかは人によってですが、選ばなくても半数近くが無い内定になってしまう総合職とは違うということです。 地域差もありますが、基本的にどの地域でも国家系は蹴られやすいので、国家一般で無い内定は余程のことがない限りあまり聞きませんね。 少なくとも選り好みせず、真面目に官庁に足さえ運んでいればどこかに決まります。 無い内定の人は希望官庁を狙い過ぎたか、ブラック官庁を避けたか、サボっていたかのいずれかです。
なるほど:11
こんばんは。 教養試験も専門試験もさほどレベルは変わりませんし、最終合格者は大量水増ししますので最終倍率は大して高くありません。問題は最終合格ではなく省庁に採用されるかどうかです。OB・OGにここ3年間採用された実績が無ければ最終合格しても採用はありません。勉強云々以前の問題です。
なるほど:5
< 質問に関する求人 >
一般職(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る