解決済み
IT企業で仕事をされている方、教えてください。メインフレームコンピュータの時代は終わるのか、それともまだ続くのか?今年で30歳になる男です。高校生の頃、学校の情報科の授業の時にNHKの「プロジェクトX挑戦者達 国産コンピューター ゼロからの大逆転」のビデオを見て感動しました。私は池田敏雄さんという富士通のコンピュータ技術者を尊敬しています。池田さんのようなメインフレームコンピュータ技術者になりたい、そう思い卒業後は情報系学部の大学に進学しました。しかし、大学4年生になる1ヶ月前の2011年3月、東日本大震災が発生。求人は壊滅状態となり、定職に就けないまま大学を卒業しました。その後は派遣やパートを転々としながら暮らしてきましたが、今年の1月、大手銀行の金融システムの運用を委託されている会社に就職できました。IBMとNECのメインフレームを運用している会社で、私はIBMのSystem z9というメインフレームの運用業務に配属されました。憧れだったz/OSを扱うことができ、仕事が毎日楽しかったです。しかし先週、部署の異動を命じられ、4月から分散系(オープン系)のシステムを運用する部署に異動することになりました。理由は会社が3年後にメインフレームを廃止して全面的に分散系システムに移行するからというものでした。正直残念でなりません。z/OSの知識を習得するためにアマゾンでz/OSのオペレーションブックまで購入したのに。昨日、分散系の部署の見学に行ってきました。IBMのサーバを運用していると説明されたのですが、IBMはメインフレーム専門の企業で、サーバなんか作ってないのではないですか?IBMの分散系サーバは何のOSを使っているのですか?専門家の方教えてください。よろしくお願いします。オープン系のシステムを習得しても何のメリットがあるのかわかりません。銀行のシステムといったらメインフレームが主流ですよね?
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IBMに限って言えば、一般大衆にとっては どちらかというと、パソコンメーカーとしてのほうが有名でしたし UNIX(AIX)搭載のUNIXワークステーションやUNIXサーバー そしてPCサーバー製品も盛んに販売していました。 現在のWindowsPCと呼ばれるコンピューターは もともとは、IBMがパソコン事業に参入し、初期に展開した IBM PC/XTや後継のPC/ATを基礎としたもので 今も、正確に表現する場合は、PC/AT互換機とも言われます。 現在の30歳であれば、小学生の頃がWindows95の時代になりますが その前の10年間に、IBMはPC/AT互換機の後継としてリリースした PS/2シリーズの展開で失敗し、優位性による高利益を逃し PC市場は、Microsoft社とPC/AT互換機メーカー群が支配するようになりました。 PC/AT互換機を生み出したIBMは、自社主導の革新であるPS/2を取り下げ IBM製のIBM PC/AT互換機を展開するようになっていきました。 (MCAの敗北、EISAやVLを経てPCIが基本設計に採用されていきました) それでも、2000年前後まで、IBMはWindows搭載PCを販売しつつも パソコン用の自社製OSとして、OS/2の販売を続けていて 20年前、1997年の長野冬季オリンピックでも 会場のコンピューターシステムはIBM一社が引き受け IBMのメインフレームと、IBMのパソコンとPCサーバー そしてパソコン用OSとしては、Windows95やNTなどはなく 自社製のOS/2 Warp4やそのサーバー版が採用されていました。 OS/2 Warp4はWindows95よりも高い堅牢性を、WindowsNTよりも先に 市場に提供していましたが、Microsoftの抱き合わせ戦略に及ばず IBMの製品としての展開は2000年代に打ち切られ 現在は、ライセンス契約した他社が、後継OSを開発し販売を続けているだけです。 その後、パソコン市場はバルブ的発展を終え Microsoftだけが一人勝ちする傾向が強くなっていきました。 歴史あるコンピューター企業やパソコンブランドが、買収合併などで消えていき IBMは、儲からなくなったパソコン事業をLenovo社に売却し 現在は、パソコンよりも大規模なコンピューターシステムと それを活かしたサービスに経営資源を集中しています。 ですから、IBMの戦略としてはメインフレームの市場はまだありますが 昔よりは減っていくことは避けられません。 すでにスーパーコンピューターと呼ばれる分野では PCクラスターによって高性能が実現されていますし IBMは自社のPOWERプロセッサーなどを活かして 高性能の製品を提供していますが サーバー需要を無視した商売は成り立ちませんから PC事業についでPCサーバー事業も売却しましたが intel系プロセッサーを搭載したPC系の事業とは別に POWERプロセッサーを搭載したサーバー製品を展開しています。 OSとしても、z/OSなどのほかにも、自社UNIXとしてのAIXがありますし 現在は、PCサーバーで盛んに使われているLinuxも POWERプロセッサーの環境で利用できるようになっています。 LinuxはOSSの文化に支えられてきましたが IBMもLinuxに対しては少なからずコミットしていますし 当初はAIXからOS/2へと移植されたJFSというジャーナリングファイルシステムも その後、OS/2からLinuxへの移植というカタチで、Linuxで利用できるようになっています。 実際の職業として考えると、どこで働くのが 経験を活かせるのか?また将来性があるのか?は 勤め先によっても、いろいろ条件が違ってくるでしょうし 安易に、意見できるものだとは思いませんが AIXなどの商用UNIXはともかく、Linux系OSであれば Core2Duoくらいのパソコンで動かしてみることは難しくないので それなりに実験的に触れてみてもいいかもしれません。
ネタですよね? IT系企業に勤めていながら、その無関心さと無知さは訝しいものがあります。 メインフレームは使われなくなってきていますよ。 なぜなら、いわゆるパソコンがメインフレームに性能的に追いついたから。高くて大きすぎて扱いにくいメインフレームはなくなりつつあります。 今動いているシステムも耐用年数が越えているのを何とか騙し騙し動かしている状況で、じょじょに一般のサーバーシステムに入れ替えられています。 今やオープン系システムとサーバーが主流となっています。 IBMもサーバーをメインに扱っていますが、知らなかったのですか? https://www-935.ibm.com/services/jp/ja/it-services/systems/server-services/index.html https://www-03.ibm.com/systems/jp/power/hardware/ 高くて汎用性の低いメインフレームは最早新たに導入するメリットは殆どなくなっています。銀行も、軍事機関すらシステムを刷新しつつあります。 オープン系システムを学ぶメリット。 → 汎用性が高く多くのシステムを稼動させることが出来る。 OSはUNIX、あるいはそこから派生したLinux。コンピューターで扱う作業なら「何でも出来る」非常に有用なOSです。 全てのコンピューターで使え、WindowsやMacOSすらUnix系OSの派生です。 委託会社なら派遣先が変わるのも当然のこと。システムも古くなっており、委託される必要がなくなってきたのでしょう。速やかに移転しましょう。 技術は古くなるものです。そして、新たに学ぶ意欲のない者は残念ながら淘汰されていくしかありません。新しい技術を身に付け、新しいシステムを動かしましょう。
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