クレーン運転特別教育と床上式クレーン講習では、どちらが需要が 多いですか？

Question

クレーン運転特別教育と床上式クレーン講習では、どちらが需要が
多いですか？

Answer 1

クレーンに限らず特別教育は本来ならその設備を設置している事業所が行う教育です。

労働安全衛生法令ではいくつかの作業及び設備の操作に関して危険有害作業として定めて、教育内容や資格カテゴリーを設定しています。

ご承知かと思いますが、免許、技能講習、特別教育の順にカテゴリー分けされており、上位資格を保持していれば下位の資格作業は内包されて作業出来ます。
この関係は自動車運転免許と同じですね。

話が脇道逸れましたが、アーク溶接などそれ単体しか資格がない特別教育以外は特別教育の需要はないと思って差し支えありません。

先程申し上げた通り特別教育で扱う機材は資格体系上最低ランクの能力しかないからです。

従いまして、需要があるのはクレーン免許か技能講習修了証となります。

免許は教習所が少なく、又、費用が自動車運転免許とほぼ同等の金額になる為、事業所によりますが、中小企業の場合は技能講習が最も需要があると思います。

お金を掛けられるのならば、免許を取得した方がいいのは言うまでもないですね。
クレーン免許に関しては移動式も含めて自動車運転免許と違い有効期限がありません。
終身免許です。