解決済み
特許出願実務と専門について質問です。 私は大学院では生物系を履修した後、弁理士試験に合格した者です。弁理士+αとして、語学についてはスキルアップのため努力を費やしているところです。 特許出願は電気、機械系が出願件数の主を占めていますが、私の学生時代のバックグラウンドである化学、生物の占める割合は僅かです。私自身、電気/機械分野に関する知識は乏しいです。 そこで、+αの習得を目的として、今後の長い目で更なる専門を広げたいと考えております。将来的な市場開発、出願推移から専門性を学ぶべき価値がある領域についてご意見をいただければと思います。また、ただ単に基礎知識を学ぶより明確なゴールをもって学ぶ方が効率的とも考えることから、それに関係する資格、検定等をご存知であれば教えていただければと思います。 よろしくお願い致します。
fjcp9007様 大変貴重なご意見ありがとうございます。 まずはゴールという表現には少し語弊があり失礼致しました。差別化でき得る何らかのスキルに対して、明確な目標もって臨みたいという考えで記載させていただきました。 資格だけでは生活はしていくことが困難であることは未熟ながら認識しており、スタート地点への立ち方にはどのようなアプローチがあるのかご意見をいただきたいと考えた次第です。厳しい現状を踏まえた、様々なアプローチについてご教授いただきありがとうございます。自分なりに咀嚼して自分の適性が活かせらる道があるか参考にさせていただきます。
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前回答者の回答で十分だと思いますが、補足意見に述べますと、 生物化学系出身弁理士と言えば、製薬会社では知財関係者としても欲しがっている者であり、まずは、大手製薬会社に就職することがお勧めですね。 特許事務所では、言われるとおり、出願件数は少ないと思われます。その理由の一つとして、こうした最重要な案件は、自社で明細書作成を行い、外国出願を特許事務所に任せる傾向があるからです。 こうした大手製薬会社に入れば、米国留学→特許弁護士資格資格取得という可能性も大いにあり得ます。 就職先であれば、大手製薬会社、四大特許事務所位を狙うべきで、その他は、逆に、機械・電気系を学ばなければならないようなことになると思います。 普通の特許事務所にはいるのであれば、弁理士資格など忘れて、大手製薬会社に入り、研究者として生きていったほうがよいと思いますが。何せ、製薬会社の給料は他企業に比べて非常に高くて、いつも「ふざけやがって」と思っていました。
電気・機械系が出願数多いといいますが、近年は国内出願が減少の一途で、その一因が電気・機械系の特許出願控えだとも言われています。 そういう意味では、「+αの習得を目的として、今後の長い目で更なる専門を広げ」るとするならば、 ・生物・化学系から範囲を広げて薬学系(…守備範囲はたいして変わらないかも) ・知財4法から、周辺法、法科大学院、弁護士資格。 ・英語を学ぶために語学留学(留学先で+αの専門分野の学位取得もアリ) 等が考えられるかと思います。 最近、理系出身の技術系弁護士も増加傾向です。 弁理士試験合格⇒司法試験合格、という方も有名人含めて多数いらっしゃいます。 若いうちは、そういう方を一つの目標とするのも良いことだと思います。 ただ、どんなに立派な資格を取得したとしても、資格を取ることを『ゴール』ととらえている限り、成功の道はなかなか厳しいかもしれません。法曹界も飽和状態に近く、生存競争激しいと思います。どのように資格を生かしながらいかに自らも向上していくか、ゴール設定は資格取得よりももっと先の方に考えた方がよいかもしれません。 また、質問者さんがどのような適性をお持ちかなんて、どこの馬の骨かわからない知恵袋回答者に判るはずがありませんので、ご自身で模索・検討する必要があります。上記が何らかのヒントになれば幸です。
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