解決済み
札幌市立大学と武蔵野美術大学との選択で迷っています。 先日、武蔵野美術大学造形学部芸術文化学科(以後、ムサビ)に補欠繰上合格しました。札幌市立大学デザイン学部デザイン学科(以後、市立)の合格発表はまだですが、河合塾のセンターリサーチはA判定で、二次試験の小論文も難なくできたと感じています。 私が迷う原因は、一つ先輩である友人(某名門私立大生)の一言で、彼によれば、「市立とムサビでは学部学科関係なく、段違いでムサビの方が大手就職率も生涯賃金も高い。これで市立を選ぶのは愚民がすることだ。」といわれましたが、専門学科ではない芸術文化学科ですし、同等偏差値の文系私立と変わらないというネット上の意見もあります。 私はそこまでのエリートを目指しているわけではありません。生涯変動するとは思いますが、年収400万強あれば良いという考えです。 自分が熱中でき、質を追い求めれるような仕事をしながら、結婚して子供を育て、趣味に浸りながら死んでいきたいと思っています。 将来の就職希望は、具体的には定まっておらず、写真、グラフィック、映像、映画、アニメ、プロダクトデザイン、学芸員、編集者(書籍・映像)、教員関係の分野を視野に入れています。 中学、高校時代は写真部に所属していて、今でも写真が大好きですし、大学では技術や写真論を極めたいとも思っています。 (だので、東京造形大の写真学科にも合格していたのですが、入学金を保険?として払うほどの余裕がなかったので辞退しました。ムサビの映像学科は成績が圧倒的に足りませんでした。) 市立を選んだ理由は、学力、地元との連帯、地元への就職率、設備、自然環境などです。 将来は地元で暮らしたいと思っています。これは、単に北海道や札幌市が好きで、自分が生まれた街をよりよくしたいという(抽象的な)気持ちがあるからです。 対して、ムサビに入学して東京に行けば、札幌篭りでは知りえない世界や人々が多くあるのでしょう。より深く広い技術と知識がそこらじゅうに溢れていて、自分が吸収できればできるほど、将来の選択肢やレベルも増すのだと思います。もしかしたら、写真家や映像作家としてデビューできるんじゃないかというもくろみもあります。 もちろん、年収が高いに越したことはありませんし、高収入の可能性があるならそちらの方がいいです。 でも、「その程度」です。 札幌では、専門性は劣りますし、いくら頑張っても限界値は明らかに低いのだとは思います。 それでも、北海道や札幌は決して落ちぶれた街ではないですし、この中で「その程度」の自分が学んで表現できるモノやコト(具体性は無いですが)はあると信じています。 芸術の分野だからといって、すべてが東京>北海道ではないとおもいますし、北海道で学ぶからこそ発信できることがあると思います。 すこし感情的に書きましたが、私の大学へ進む動機の中心はこれです。 私の動機が皆さんの目から見て、おかしいのであれば是非指摘してください。 さて、お金の問題です。 私は弟が一人いる母子家庭で、裕福では在りませんから、東京の私立は考えたこともありませんでした。 しかし、奨学金予約採用で、貸与型第一種と給付型の両方で採用されました。(第二種は、将来の返済能力が心配で申請しませんでした。) これと父親が入っていた学資保険をあわせて、4年間で600万円近くになります。 ムサビの学費等は4年間で、650万円強ですから、生活費、交通費、娯楽費、引越し費、帰省費なども加え、アルバイトをしたとしても、年額150万円強を母親に頼る計算になりました。 このことを母親と祖母に相談したところ、なんとかまかなえなくはないが、来年の弟の大学進学や祖母の自営業のことを考えると、不安はあるとのことです。 第一種奨学金4年分300万円の返済ですが、最長の返済期間で月額25000円ほど。 就職またはフリーターで、年収200万円ほどあれば返していけると考えています。 一方で、市立のお金の問題ですが、こちらは、第一種と給付型を使えば、学費と生活費(実家)などを引いてもお釣りがきます。あまった分はもちろん貯めて返済に使います。 アルバイトをすれば、実家の生活以外では母親に一切頼らずに、4年間を過ごせそうですし、大学院(市立、他大学)に進む余裕も考えられます。 このような現状のなか、どちらを選ぶのが賢明といえるのでしょうか? 家族への負担と目先の出費を回避するか、将来の出世と生涯賃金に賭けるか。 地元への愛着か、全国レベルの専門性か。 そもそも、両大学にそういうことを期待できるのか。 今のところ、自分ではどっちが良いのか判断がつきません。 もちろん、これから自分の本気度の確認や母親とのお金の相談も煮詰めていきます。 この段階での、世間的な判断や進学する価値の違いを知りたいです。 一部でも全体的なことでも、様々なご意見、よろしくお願いいたします。
教員の経歴や方針、細かいシラバスを調べました。 ムサビの芸術文化には全国的な実績のある興味深い研究をする教授がいますが、学科の方針はデザインや製作をするよりも、飽くまで芸術マネジメントであることが分かりました。就職先には有名企業が多いですが、私が興味ある企業はありませんでした。 札幌市立にも、気になる教授が居ますが活動範囲は道内ばかりです。履修モデルは私が学びたい分野やデザインし実際に形にする演習が多いです。就職先は地元企業が大半ですが、私が望む企業がたまにありました。 これが映像学科での合格なら迷わずムサビですが、芸術文化の方針は私が望む進路ではありません。私は自分で何かを創りだす研究がしたいです。むしろ芸術文化の人は相棒になって欲しいです(笑) 私の本心では芸術文化に行きたくないのだと思います。しかし、あの「ムサビ」ですからブランド力や周囲からの好刺激を考えると入学後の可能性を棒に振るのは惜しい気もします。 手続締切(3/15必着)の焦りもあり、今の私は正常な判断ができなくなっていそうで怖いです。 長々と稚拙な文章を出して申し訳ありません。気持ちの整理の場としても使わせてください。ごめんなさい。
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その手の業界で遠からずの業界で働いているものです。 いろいろな考えがあるので、一概には言えませんが、皆さん進学先を選ぶときに意外に重要視していない点があります。それは先生です。 学校のHPなどをよく見て、先生の経歴やどんな本を出しているかなどチェックしてください。インターネットなどでインタビューなどあれば、それもチェックしておきます。先生の考え方も分かるでしょうし。 お金の面やいろいろな事情があるとは思いますが、「この人の授業を受けたい!」と思える先生がいるのが、学校選びでは非常に重要ですよ。この業界なら特に。 のちのち社会に出てから、「学生時代◯◯先生に教わっていました」なんて言えば、同じ業界なら話題にもなりますし、なにより自分の興味ある分野を、興味ある人から教えてもらうのはモチベーションがまったく違います。学校のレベル差があったとしても自分の実力があれば就職時には問題ないです。先生を見て、この人の授業ならしっかり勉強できそうだ!と思える方を選ぶのも、一つの方法だと思います。
なるほど:2
札幌市立のことはよくわかりませんが、私もムサビに一票です。 有名美大ですので、講師陣も一流ですし、環境や学生のレベルも高いと思います。 先日、ムサビの卒展を見に行く機会がありましたが、芸文の学生さんの展示を見て、自由だなぁと感じました。学科にとらわれず、やりたいことができる環境があるのだと思いました。 お金のメドがつくのならば、人生うちの4年間、思い切って地元を飛び出してみるのもいいのでは?頑張ってでも行く価値のある大学だと思います。 ムサビのある小平は、家賃相場も低めで、ユニットバス付きアパートが3万円台から借りられますよ。
なるほど:1
高校生で此処までしっかり物事考えてたら、どっち行っても大丈夫じゃないの?とも思います。 ただ、悩みますよねぇ、ムサビですもんね。 多分、札市でムサビ蹴って来たって言ったら、そりゃ皆さん驚くでしょうし。私自身、デザイン関係の仕事をしていたけど、やはりクリエィティブな方って環境が大切だと思いますし、ムサビ出身で魅力的な方に沢山出会いました。 とは言え、現実問題、弟さんの進学の選択肢を狭める事にもなりかねないですもんね。 好き勝手に言えば、どっちでも良いと思うけど、強いて言うならやはりムサビに行ったらと思います。 理由は、なんとなくですが、貴女が後悔しそうだから。お金はいざとなったらどうにかなるとは思います。
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