教えて!しごとの先生
教えて!しごとの先生
  • 解決済み

薬学部 4年 女です。

薬学部 4年 女です。そろそろ、将来どんなところで働きたいのかを考えなければならない時期になってきて、ふと思ったことがあったので質問させてください。 私は小さい頃から化粧品に興味があり、本当は美容学校に行きたかったのですが、歳を取っても働ける職である薬剤師を目指すべく薬学部に通っております。 学校では親が医師だったり薬剤師だったりする友達が多く、患者さんを助けたい とか 医療人として貢献したい など、志の高い人たちがたくさんいます。 私は薬に興味がないわけでもないのですが、そんなに患者さんの命に関わるような現場でバリバリ働きたいというよりは、美容関係の医薬品や医薬部外品の開発に関わったり、それぞれのお客様に合った化粧品を提案したり相談に乗ったり出来るような職場で働きたいと思っています。 そこで、来月マツモトキヨシさんのインターンに行くことにしました。 マツモトキヨシさんは、コーセーとコラボして”インストリーム”というナイトジェルを開発していて、今私はそれを使っています。使っていてふと思ったのですが、こういう化粧品会社とコラボするような商品の開発にはマツモトキヨシのどういった人たちが携わっているのだろう?と思いました。 もし薬剤師としてマツモトキヨシに就職したら、薬局で普通に薬剤師として働く以外にも、このような開発に携われることはできるのでしょうか? とても興味があるので、沢山のご意見や、こういうところに就職したら化粧品に携われるよ!などというアドバイスありましたらお願いいたします!!

続きを読む

593閲覧

ID非公開さん

回答(3件)

  • ベストアンサー

    ドラックストアだとPB(プライベートブランド)でメーカーと開発を行いますが質問者の開発の意味とは異なるかもしれません。 ご存知のとおり、開発という意味は、研究、生産、品管、レギュラトリーサイエンスなど様々あります。ドラックストアの言う開発はメーカーのミーティングみたいなものが多いようです。薬剤師の方もいるかもしれませんが、ドラックストア勤務ではなく本社勤務の企画営業と話し合うことになります。 ドラックストアは自社生産ラインを持っていませんし、動物実験などで科学物質の治験を行うわけでもありません。産学協同で大学に依頼することはあるかもしれませんが、それは依頼です。PBは漢方などもあるそうですが、多くは開発はうまくいかない傾向にあるようです。 質問者はお客様にあった商品の相談と開発をどちらをやりたいかを真剣に考える必要があります。 お客様の相談に乗りたいなら、FANCEL、ポーラ、資生堂など直販している企業で営業職を受けたほうが、ドラックストアよりも相談に乗りやすいです。自社製品のレクチャーは直営店でカウンセリングコーナーもありますし、企業によっては企業内資格などきちんとした教育を行っているので、コスメ系に疎い薬剤師よりは細かく説明できる傾向があると私は感じています。薬剤師は全員疎いわけではないでしょうが、サプリ、医薬部外品の効果について軽視している人材が意外と多く、時々医療用医薬品に専念したほうが良いのでは感じるのが現実です。ただし、薬剤師手当などの支給はないのでお金が欲しいならおススメしません。 品質管理はレギュラトリーサイエンス(GXP)業務などが中心になります。抜き取り検査などの試験は外注する場合が最近多いので、そういう検査をしたいなら化学系業界に行ってください。 生産は研究職がラボで試作した製品をベースアップ、製造技術、設備技術、金型など工学部との協力が欠かせない部分です。主に試作した研究者が工場長などと話し合いをしてしています。現在では海外に工場が点在しているため、英語力がなければ話になりません。企業と人によっては一年目から一人で海外に行くことになります。 ベースアップとは商品化するうえで大量生産化する必要がある商品を少しずつ工場で生産する量を増やして、ラボで作った試作品と大量生産時の試作品の成分などに変化がないかを確認しながら大量生産できるようにすることです。例えば、医薬品などいちいちラボにあるようなエバポレーターで飛ばしていては、病院に医薬品を十分数供給できないので大量生産する際は別のものを使いますが、大量生産した時に医薬品の成分がラボの成分とことなっているなどあったら事件になるので、そういうことを防ぐ仕事です。 最後に研究ですが、長期スパン、短期スパン、知的財産などがあります。 長期は治験などの研究開発、短期スパンは商品開発、知的財産はレギュラトリーサイエンスに分類されます。 化粧品の場合医薬部外品認可を取るための治験(In vivo、In vitro、RCTなど)、特定保健用食品、機能性表示食品などの商品開発、それらの特許などを守る法規部門などあり、これは業界の中でも花形ポジションと言えるでしょう。 薬剤師なので国家資格を保有すれば品質管理のポジションはあるかもしれませんが、それ以外は院進学が基本です。また、理学部、工学部、農学部、獣医学部などの優秀な人材も多いため別に薬学部でなくても構わないという現実もあります。 余談 質問者の周りには医療人希望が多いそうですが、サプリやコスメは医療現場と同じぐらい重要だと私は考えています。近年では予防という概念が一般人にも普及するなか、サプリメントの販売が伸びています。特定保健用食品、機能性表示食品食品だけでなく栄養機能食品にも疾患予防の効果が論文で報告されています。しかし、その効果を詳しく理解しているのは現状研究職しかいないのも事実です。こういうサイトの存在すら世の中には知られていないのです。 https://hfnet.nih.go.jp/contents/indiv.html いまだに、水素水を進めている薬剤師もいますが論文で効果が期待できないのはすぐに調べられますし、勉強しようとしていないんですよ。しかも、一応資格を持っているため、権威効果で一般人は信じてしまいます。私が薬剤師は薬に専念したほうがいいと思っている最大の理由はこういうところです。 企業でなくこういう機構や研究所に就職してもいいと思いますけどね。 また、サプリや化粧品に美は外見に影響を与えているのも論文でも確認されています。まやかしだという人も多いですが、お客様が自信をもって行動できる手法や将来の時間を延ばしてあげることは非常に重要ではないですか? 何か質問があればどうぞ

    ID非表示さん

この質問を見ている人におすすめの求人

< 質問に関する求人 >

薬剤師(東京都)

求人の検索結果を見る

< 質問に関する求人 >

マツモトキヨシ(東京都)

求人の検索結果を見る

もっと見る

この質問と関連する質問

    この質問と関連する企業

    募集中の求人

    求人の検索結果を見る

    この企業に関連する質問

    < いつもと違うしごとも見てみませんか? >

    覆面調査に関する求人(東京都)

    求人の検索結果を見る

    Q&A閲覧数ランキング

    カテゴリ: 就職、転職

    転職エージェント求人数ランキング

    あわせて読みたい
    スタンバイプラスロゴ

    他の質問を探す

    答えが見つからない場合は、質問してみよう!

    Yahoo!知恵袋で質問をする

    ※Yahoo! JAPAN IDが必要です

    スタンバイ アプリでカンタン あなたにあった仕事見つかる