教えて!しごとの先生
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ファッション関係の仕事につこうと思っている高2です。

ファッション関係の仕事につこうと思っている高2です。ファッションデザイナーになりたいと考え、専門学校で専門的に服について学ぼうと考えているのですが、成功しなかったデザイナーはどうなっているのですか?成功しているのは一部のデザイナーだけだし実際成功しても長続きするかもわからない世界だとおもいます。成功しなかった人はパターンナーやMD、バイヤーなどになっているのでしょうか?それとも、小さい会社のデザイナーとして有名ブランドのパクリに近いような服をつくっていたりするのでしょうか? 専門学校の先生方やパンフレットをみても成功した人のことしか教えてくれません。 よければ、実際にデザイナーを本気で目指したが成功できなかった方や目指している方の綺麗事抜きのおはなしが聞きたいです。 お願いします。

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ID非公開さん

回答(2件)

  • ベストアンサー

    まず、デザイナーから他の職種にというパターンはあまりありません。求められるスキルや経験が全く別だからです。 パタンナーからデザイナーにはありますが、デザイナーからパタンナーにはほとんどありません。パターンは一応引ける人がほとんどですが、パターンの技術は数年やっていないと大分忘れてしまうものです。 MDは基本大卒がなるものです。自分のブランドでMDも兼任しているとかならともかく、デザイナーからMDというのは私は聞いたことがありません。 バイヤーにしても、経理ができるとか、英語ができるとかじゃないと無いような。勿論デザイナーがバイイングをすることはよくありますが、バイヤー専任になることはあまりないのではないかと思います。 そして成功したデザイナーをどう捉えるか。 ・コレクションを発表するようなデザイナー 新卒の0.01%(肌感覚) ずっとコレクションを続けられるようなデザイナーは0.0001%程度。デザインを発表して注目を受けて買ってもらえる幸せに加え、潰れないように経営するという重圧が重くのしかかります。大企業に買収されたり、資金繰りに困窮したりひとえに幸せとは言えない現実があるかも。 ちなみに多くのコレクションブランドデザイナーは、下請けや衣装などのデザインをしているように思います。下請け先は、多分あなたが馬鹿にするようなブランドも含まれます。最近はその影武者の仕事すら減っているとか。 ・大企業のデザイナー 新卒の20% 昨今、大手メーカーほどデザイナーとして不安定な場所はないように思います。多くのブランドがテイストのカテゴリごとに同質化して、存在意義のないブランドはどんどん淘汰されているからです。そしてそれは大抵大企業のブランド。そこに属していたデザイナーは、空きがあれば他に異動できますが、リストラも多く行われています。裁量があるところまでたどり着ければ良いですが、会社によっては役員の愛人経験者にブランドを持たせるために他のを潰したり、相当気が強いか、相当個性的で目立つか、相当お金を持っていてファッションにはいくらでもお金をかけられるかでないと、大手のチーフデザイナーにはなれないと思います。つまり他の人は職人・二番手・下っ端という立ち位置です。 大手商社で働くデザイナーの多くは転職組です。福利厚生がしっかりしている企業では男尊女卑を強く推しだしていたり、そもそもデザイナーは業務委託扱いと言った企業もありますが、業界内的には高給です。大手や中小のメーカーのデザイナーに顎で使われて、あり得ないスケジュールで馬車馬のように働く、という感じでしょうか。でも技術的にも数字的にも、デザイナーの中で一番上だと思います。 ・中小企業のデザイナー メーカー 新卒の20% OEM・ODM 新卒の40% 中規模メーカーで手堅いところは、細く長く続けられ、多少の癖はあっても仲間意識の強い会社が多いように思います。人間関係をうまくやりさえすれば、先細りではあっても、10年、20年規模で働き続けられるところもあります。私が思うデザイナーの成功は、このような企業に勤め続けて、技術を研鑽し続けられることではないかと思います。 OEM、ODMのデザイナーは、好きなブランドを担当できた場合は、最強です。実際にブランドに所属しているデザイナーがODMデザイナーの提案を商品化したり、ODMメーカーのサンプルをセレクトして商品化したりして回っているからです。パクリが多く生まれるのはこのせいです。つまり、ODMデザイナーのデザインしたものを、メーカーがセレクトして同じような商品が沢山並んでしまうのです。パクったつもりがなくても、セレクトした時点でパクったように見えてしまいます。 リーマンショック時に私は某大手アパレルにいましたが、有名なODMメーカーから仕入れたツィードのジャケットがとても売れたことがあって、毎週100人規模で参加する製品会議で大変驚かれていました。つまり、現場のガチガチに凝り固まったデザイナーがデザインするしっかりした日本のものづくりよりも、もっとしがらみなく、ニーズにマッチしたODMメーカーのデザイナーがデザインするものの方が、消費者に求められているのです。 有名ブランドのパクリ、と書いていらっしゃいますが、日本の市場においては、有名ブランドをパクるメリットはあまりありません。現在の消費者の求めるファッション性のレベルや感度の次元が違うからです。 同じようなブランドの少し上のランクからパクる、パクリ合うというのがずっと主流。単品で有名ブランドをパクることはあっても、あくまでアイキャッチなアイテムであって、全体の構成からしたらスパイスみたいなものです。 自社デザインをパクった会社を訴えた某企業も、いろんなものをパクっているのは明らかです。デザイナーならみんな分かっていることです。経営陣には分からないでしょうが。 デザイナーはいろんなコレクションを見たり、商品を沢山見たり、過去のリソースを研究したり、ニュースやレジャーなど社会からトレンドを感じ取ります。それを突き詰めれば、目に見えない大きなデータベースにたどり着きます。その共感覚から新しいと感じるものは似て当たり前です。 デザインは作品ではなく商品です。つまり売れる必要があります。(もしくは売るためのイメージを作るもの)。よって、今までに誰も見たことがないものは、誰も着てくれません。どんなものでも、今までの服飾史のどこかに関連してきます。 完全なパクリ、というのもあるでしょうが、一から生み出したものは誰も着てくれませんし、一から生み出したものだと思っているだけで、絶対何かの影響は受けているはずです。 というわけで、ファッションデザイナーになるにおいて、パクリという言葉は安易に使わない方が良いと思います。 ちなみに新卒の70%程度は、10年以内に辞めているように思います。私は失敗だとは思いませんが、あえて成功していないデザイナーはどうしているか?と問われれば、デザイナーを辞めていて復帰する予定がない、という状態ではないでしょうか。

  • 成功しているってなんでしょうか? 有名になってコレクションを発表している人でしょうか? 自分の名前をつけたブランドの製品を出すことでしょうか? デザイナーとしての成功とは一つではありません。 デザイナーの勉強をしても、実際につく職は様々です。 デザイナーという肩書きがつかない仕事も数多くありますが、だからといってそれは成功していないと誰が言えるでしょうか。 デザインの仕事には、一般には知られていない職も多くあります。 そういう職につく人たちがいてファッション界は成り立っています。 もっと広い視野で考えてください。

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