行政書士で食べていくには2つの方法があります。 死ぬほど勉強して法律家としての実力をつける道と、便利屋に徹する 道です。 法律家と言えるほどに勉強している行政書士は、ほんの一握りです。 安定して食べていけている人のほとんどは、便利屋のように、小さな 仕事を数多くこなしています。こういう人たちが、行政書士の社会的 地位を押し下げています。 依頼人からすると、「自分でもできるけれども、今日はちょっと忙し いから行政書士でも使ってやるか。」といった感じで、子供の使い走 りのような扱いです。 それでも、食べていくためには、「いつもありがとうございます!」 といって、零細企業のおやじさん(or 自分よりもずっと若いあんち ゃん)に頭を下げていなくてはならないのです。 とても「先生」などと呼べたものではありませんが、考えてみれば、 世の中の商売はたいていこんな感じなのです。 たとえば、食品・日曜雑貨や文房具などを販売している商店なら、お 客が子供でも、「毎度ありがとうございます!」といって頭を下げま すよね。お客様はお金を運んでくれる「神様」なのです。 商売というのは、お客様のお情けで食べていけてる面がとても多く、 それを「情けない!」と思ってしまっては商売人失格です。 「あの店はおれがひいきにしてやらなければつぶれてしまうから・・・」 と思う気持ちがあって来てくれているのです。「ありがたいことだ!」 と感謝するのが商売人だといえます。 いわゆる「法律家」というのは、世間から「先生」と呼ばれ、依頼人 の方が頭を下げて仕事を頼みにきます。 お医者様や弁護士の先生のことを思い浮かべれば、納得していただけ ることでしょう。 それは依頼の内容が、とても重い責任を負うことになったり、危険を 背負い込むことになったりするからです。 (法律系士業の中では、弁護士だけが依頼を断れることが法令によっ て認められています。) 行政書士は、便利屋に徹することでわりと安定して食べていくことが できます。零細企業のおやじさんや一般の人たちにかわいがってもら うことが絶対条件なので、間違っても、「おれは法律家だ!」などと 言ってはいけません。 「あなたのお役に立ちたいのです!」というスタンスを保っていれば 安定的に食べていくことはできるでしょう。
行政書士です。 他の皆様も仰っていますが、本当にその人の能力によります。 私の県では、行政書士1本で一般的なサラリーマン以上の収入を得ているかと思われる書士は全体のおよそ2割ほどではなかろうかと思います。 データでも、他士業に比し行政書士の平均年収は低く公表されています。 ただ、行政書士の世界は不思議なもので、公務員あがりの初めから稼ぐ気が全く無い方々が非常に多く、この無収入の方々が平均年収を著しく押し下げているんです。 この方々は営業なども全くなさいませんが、書士会主催の勉強会や懇親会などには積極的に参加されます。 要は試験合格の必要が無い特権を活かし、リタイア後の肩書や社会との接点としてライセンスを活用していらしゃるのでしょう。 一方、この資格で稼ぐんだ!と決め、きちんと経営していらっしゃる方々はそれなりに稼いでいらっしゃいますよ。 私はまだまだですが、周囲にはとんでもなく稼いでいらっしゃる先生も多くいますよ!
たぶん無理だと 思いますね よほど頑張らないとね
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