今年３２歳ですが獣医になりたいです。 私は今年３２歳です。今までずっと中国で誰でも知っている会社で海外営業をしておりま…

Question

今年３２歳ですが獣医になりたいです。
私は今年３２歳です。今までずっと中国で誰でも知っている会社で海外営業をしておりました。幼き頃から動物が好きで、将来の夢は獣医でした。しかし道は外れてしまい海外営業へ・・・。32歳になり政治通訳初級までの資格も取りました。しかし生甲斐が無いのです。自分は社会に何も貢献していない気がします。色々考えて中国では沢山の動物がまともな獣医に診て貰えずしんで行ってます。
僕は残る人生自分の生甲斐として会社を辞めて中国で動物病院を開き、動物学後進国（失礼な言い方で申し訳ないです。）に貢献していきたいと思っています。
その為には獣医になるために進学や、資格習得のために色々な手続きがあると思います。しかし恥ずかしながら今まで海外に居たので進学の為の知識も碌に無く、どうすれば良いかも分かりません。そこで皆様のお知恵を借りたく書き込みをさせていただきました。
もし何か良き案があればご教授ください。よろしくお願いします。

Answer 1

初めまして、現在23歳、私立大学の獣医学科4年、学生です。

日本で獣医学科を有する大学は私立は麻布大学、日本獣医畜産大学、北里大学、日本大学、酪農学園大学の5校、国立では北海道大学、帯広畜産大学、岩手大学、東京大学、東京農工大学、岐阜大学、大阪府立大学、鳥取大学、山口大学、宮崎大学、鹿児島大学の11校です、ちなみに広島にはありませんのであしからず…。学費は私立の場合200万/年、国立の場合50～60万/年ほどです。

社会人の方が入学する方法ですが、一般入試、AO入試(もうやってない学校が多いかもしれない)、学士編入の3通りかと思われます。そして実際の現状として、やはり社会人の方は学士編入で入学される方が多いようです。学士編入の詳細は各大学のホームページでご覧になれると思いますよ。獣医学科の人気はバブルの最中なので、どの方法をとるにしても努力を惜しまなければ入学は叶わないかと考えられます。ちなみに人それぞれで伝わるニュアンスは変わると思いますが、獣医学科の難易度は今や早慶の理工学部や中レベルの私立医学部に並ぶものです。中国の獣医学科に関しては全く分かりませんので、というかやはり現地にいらっしゃるようなら現地で聞くのがいいかと思います。予想の範囲ですが、中医学では動物の経絡や経穴も知られているので、動物中医学の領域においては日本よりもずっと詳しく学べるかもしれません。

また、これから先は個人的な考えです。現在では伴侶動物の存在が台頭してきたからこそ、いわゆる町の獣医さんが強いイメージとして浮かぶかもしれませんが、獣医師は必ずしも動物の命を救う職業ではありません。むしろ、人間のために従事する職業ではないでしょうか。例えばウシやブタなどの生産動物の領域では、治療したら経済的に採算の合わないような疾病の場合、その個体を安楽死・淘汰したり、感染症が流行した場合などは感染した動物を全て淘汰してしまうこともあります。競走馬などは最たる例で、当歳の馬であっても予後不良の疾病に陥れば有無を言わさず安楽死をします。安全性試験に従事する獣医師は毒性病理学の領域で活躍します、動物を助ける行為は全くしません。これらは全て獣医師の仕事です。このように各領域で人間のニーズに応え動物に携わるのが獣医師です。そのため中国で動物病院を開業することが動物を助けることに直結するかが疑問に思えてなりません。飼い主にその意思がなければ診療行為にさえ辿り着けないと感じざるを得ません。

中国の動物観を良く吟味してから進学を考えるのがよろしいかと思います。また、他にも何かありましたらでき得る範囲でお答えします。

Answer 2

せっかくだから中国の獣医師免許が取れる大学に行くのがいいかと思います。
日本で資格をとっても中国でまた免許をとるの面倒だし、覚えることも日本と中国ではありすぎて大変ではないでしょうか？
でないと中国で獣医師として病院を開く頃にはあなたは４０台後半になっているかもしれません。
中国で資格を取ってから日本の最新（？）の技術を学ぶほうがいいと思うのですが。