解決済み
お酒が体質的に飲めない方に入るのでしょうか??新入社員の24歳の女です。 お酒は好きです。ビールはジョッキ4杯ぐらいなのでそんなに強くはないです。 最近気づいたことがあって。 飲むとすごく頭がじんじんするのと、関節が痛くなります…。 次の日立てなくなることもあります。 吐き気や気分悪いことはないのですが、半日ほど力が入らなくなります。 これって何か病気だったりしますか? また、会社の飲み会があったりするのですが、これを理由にウーロン茶とかでも大丈夫でしょうか? 参加する意志はありますが、余り飲むと次の日ホントに仕事できなかったりしてしまうので…。
関節痛は1杯だけ飲んでもなります…
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これは、お酒を飲んだら肝臓でアルコールが分解されるのですが、アルコールから分解された、アセトアルデヒドの作用です。アセトアルデヒドは猛毒で、お酒が弱い人なら顔が赤くなったり、鼓動が激しくなったり、吐き気がします。あなたは普段お酒を飲んでいて、「飲むとすごく頭がじんじんするのと、関節が痛くなります」と言うことは、肝臓が弱って分解能力が下がっているのかも知れません。 アセトアルデヒドは猛毒なのですぐに、アルデヒド脱水素酵素が働いて無害の酢酸に分解しますが、普段のお酒や、仕事の疲労で肝臓が疲れてくると代謝能力が落ちますので、アセトアルデヒドの分解も弱くなります。アセトアルデヒドは頭痛の原因物質ですし、希に関節痛になることもあります。 また、女性の場合は男性に比べて体格が小さくその分肝臓が小さいためアルコールの影響を受けやすく、男性に比べて皮下脂肪が多く体液が少ないため酔いやすいということもあります。また、女性ホルモンはアルコールの分解を妨げると言われています。 「お酒が体質的に飲めない方に入るのでしょうか??」に回答すると、 あなたの場合、ビールがジョッキ4杯飲めるのならアルコールの分解とアセトアルデヒドの分解は正常と考えられます(下記※印参照)。また、ビールアレルギーの症状に関節痛はありません。 上記で説明したように、女性に出やすい症状です。お酒が飲めない体質ではありません。内科で肝機能の検査をお勧めします。 「これって何か病気だったりしますか?」に回答すると、 女性の場合出やすい症状で病気やアレルギーではありませんが、肝機能が落ちているかも知れませんので内科の受診をお勧めします。 「会社の飲み会があったりするのですが、これを理由にウーロン茶とかでも大丈夫でしょうか?」に回答すると、 次の日に立てなくなるのは、困るでしょうからウーロン茶にすると安心ですね。 ※お酒に強い弱いの体質の説明 お酒を飲むと、肝臓でアルコールが分解されますが、アルコール→アセトアルデヒド→酢酸→クエン酸回路→炭酸ガスと水と言うふうに分解されますが、アルコールの分解に関与する2つの酵素の働きによって分解されます。 この酵素は、まずアルコールをアセトアルデヒドに分解する①アルコール脱水素酵素です。次にアセトアルデヒドを酢酸に分解する②アルデヒド脱水素酵素です。 ①アルコール脱水素酵素ですが、活発なタイプ(高活性型)と弱いタイプ(低活性型)があります。 お酒に強い人は活発なタイプを持っていてアルコールを次々に分解しますからお酒がどんどん飲めます。 お酒に弱い人は弱いタイプを持っていてアルコールがなかなか分解されず、そのため少量のお酒で酔っぱらって、しかもアルコールが長く体内に留まります。飲めても日本酒1~2合で泥酔します。 日本人の約10%は低活性型です。 ②アルデヒド脱水素酵素ですが、3つの型があります。活発に分解するGGタイプ(活性型)、働きが弱いAGタイプ(部分欠損型)、そして働きがないAAタイプ(欠損型)です。 お酒に強い人はGGタイプを持っている人でアセトアルデヒドを次々に分解しますから、悪酔いせずどんどん飲めます。 お酒に弱い人はAGタイプを持っている人でお酒を飲むと顔が赤くなったり動悸や吐き気がしますのであまり飲めません。 お酒が飲めない人はAAタイプを持っている人でお酒を飲むとすぐに顔が赤くなって苦しくなりますのでお酒が飲めません。 アセトアルデヒドは猛毒で体内に留まると顔や体が赤くなり、心臓がバクバクして苦しくなったり、吐き気がします。 日本人では、活性型が50%、部分欠損型が40%、欠損型が10%程度です。
ビールに多く含まれる、プリン体とかがいけないのでは? 痛風とかになりやすくなってませんか? 飲み会なんかは、雰囲気ですよ。 皆が楽しく和気あいあいで喋ってたら、それが飲み会です。 何飲んでたってかまわないです。
もともと女性はアルコールに弱い体質になっています。 支払いの生じる飲む席に、無理に出向かなくていいですよ。
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