きっかけは病院のリハビリ室を見る機会があった事です。 元々デスクワークはしたくなかったし、性に合わないなと思っていました。 たまたまリハビリ室を見学する機会があり、職員も患者も楽しそうな様子を見て興味を持ちました。 安定してそうな職業だという打算的な考えもありましたが、とあるPTに「理学療法を行う過程はパズルを解くようなものだ」と言われて面白そうだなと思い、それで人のためにもなるなら良いじゃないかと。 最初から理学療法にこだわりがあって入学したわけではないですが、結果的に楽しい上に遣り甲斐もあって、ずぶずぶと働いておりますね。
理学療法士です。よくぞ聞いてくれました。 楽しいです。受験戦争に勝ち抜き医学部に入学し、それ無茶でしょ、て言うような勉強量を我が物にしてやっと「診療行為」できる医者に較べて、範囲が狭い分、申し訳ないほどの勉強量で「リハビリの先生」になれるわけです。医師以外で人体に触って「診療行為」ができるのは理学療法士だけです。看護師も人体に触れますが、彼らが学ぶのは「看護学」であり「医学」ではないです。 開業権がないため、柔整師のように「思いついた自己流の技術」を教えれば「客単価UP」だから「~万円講習費」(100万円/日もあり)ではなく、俺が臨床で一生をかけてEBMに基づいた技術を教えて日本の理学療法のレベルが少しでもUPするなら喜んで会場費割り勘で「~千円」で教えてもらえる世界。銭金で動かず、患者様や家族の涙を止めるためだけに動く人々の世界は得がたいものです。 で、やる気があるなら先進医療を学ぶことが信じられないほど安価できます。実際、3万円/時間でも半年先まで予約で一杯という理学療法士の技術を教えていただいてます。一日ですから確か6千円でした。効果は絶大です。テレビでよく見る首都大学東京の竹井先生の筋膜リリースだって本人から直接神髄を教えてもらえます。 笑顔をもらえる世界は無数にあります。それはそれで尊いです。でも、理学療法士と患者様がタッグを組んで「疾患からくる障害」に闘いを挑み、勝者となったとき患者様だけではなくその周り全てを笑顔にできます。会うことの無い患者様の知人も「よかったね」と笑顔になれます。テレビでゴッドハンドへ患者様が最大級の感謝を込めたまなざしをするのを見たことはありませんか?あのまなざしは少なくても私にとっては「あるある」の世界です。 そんな世界を他に私は知りません。親しい誰かが入院し予後が予測出来ないとき普段と同じように人生を楽しめますか?美味しい、楽しいと笑顔になれますか? それをほんのわずかの努力で実現出来るのです。ついでにリハビリテーション専門医以外はリハビリがわかりません。よって丸投げです。もっとはっきり言えば「医者と対等」です。ベテランリハスタッフがカンファレンスで研修医を泣かすことだって不思議じゃないです。「リハビリの立場からのお願い」という名前で主治医に対して「指示(例えばカロリー増やしてください)」を出すこともあります。 ついでに血圧が高いならこの薬というふうに医療では決まっています。それを「標準治療」と呼びます。研修医は「標準治療」を莫大な労力と時間をかけて学びます。しかし理学療法の世界は「標準治療」はありません。厳密に言えば10万人の理学療法士がいるなら10万通りの理学療法があります。自由度が極めて高い世界です。 私が貯金もせず娯楽費用0円で講習会に参加した結果、O脚治せます。小顔にできます。二の腕の振り袖をとれます。法令線薄くできます。部分やせできます。ヒップアップに、豊胸に、奥二重を二重に … できます。でもそれでエステ業界で福沢諭吉と大親友になるより、在宅復帰不可能と主治医の判断がある高齢女性を在宅復帰させることに誇りをもちます。そしてリハビリがわからない医者より『「なんで?(ここまでよくなった)」って言われたよ』を自身の密かな勲章とします. 自分が死ぬとき、どれだけ稼いだかと預金通帳をみたいなら勧めません。他人の人生に介入し人生を最大限に再構築し共に闘った数を数えたいならおいで。誰かの大切な誰かの人生を預かるのは、何よりも尊いと思いませんか?
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