解決済み
『外国人技能研修制度』について質問します。現在、私が勤める会社では『外国人技能研修制度』を利用して中国とベトナムから研修生が来日して働いております。 そもそも、この制度って外国人が日本の色んな企業や会社で働きながら特殊な技術や知識を学ぶ為の制度ですよね? そしてその職場で得たスキルを経て、母国での仕事に生かす為の制度と聞きました。 本来ならば決して、お金を稼ぐ為の制度ではないはず。 にも関わらず、私が勤める会社では三期に渡ってベトナムから研修生がやって来たんですけど…必ずと言っていいほど2~3人くらい逃げ出します。 全員では、ないのですが毎回必ず何人か突然ある日を境に来なくなってしまい、会社が用意した研修生用の社宅に行ってみると荷物がなくなっており、残った人に聞くと逃げたと言うんです。 理由を聞くと、思ったよりお金が稼げない。仕送りで給料がなくなる。という理由でした。 しかも、研修を終えてベトナムに帰った人から連絡を取り合ってる人がいて、聞くと仕事が見つからないと悩んでいると相談してきたらしいです。 そもそも、私の勤める会社では特殊な技術を必要とする作業はありません(ごく一部を除いて)。 私が勤めている会社は、病院や介護施設等へ病衣や寝具のリネンリース・レンタルしたり病院・介護施設の洗濯物の洗濯業務を行っている会社です。 知識を得ることは、出来るかもしれませんが。 私が担当している作業は、それなりに責任のある仕事。 各病院・施設の注文書の通りに病衣や衣服をピッキングし結束・荷造りして、日報書に数を上げて最終的には総生産数を計算し記入する仕事。 日本語が完全に読み書き出来ない(理解してないと)と出来ない作業。 (PC入力は、その場の責任者がします。) なので、日本語が完全に理解できない研修生には決してさせない作業です。 教えても時間かかるし、ミスる事間違いなし。 研修生がしている作業は、洗濯物の畳みと在庫分の結束。機械にタオルや病衣を流し込む等の簡単な作業のみ。特殊な技術は必要としない仕事です。 日本語も少しは理解理解してるみたいだけど、一向に上達しません。ってゆうか覚えようとしません。 しかも、週6日勤務。残業させ放題。これって労基法違反になりませんか? それでいて逃げるんだから…(--;) そんな事が何度も起きてるのに、会社はベトナムから研修生を募り続けていました。 しかし今年からは、ベトナムではなく今度は中国人の研修生を使うことになったと言ってきたのです。 そしてその中国人研修生が初めて、職場に見学に来た際に、ちょっと目を疑う点がありました。 全員、全くと言っていいほど日本語を理解してませんでした。 『外国人技能研修制度』では、一定期間の日本語講習があるはずなのに日本語が全く話せないって…。どうコミュニケーションとればいいの?? って思いましたよ。仕事教えられないじゃんって。 聞いたら、少しは分かるからと。それと元々在日中国人の方が1人パートで働いてるのでその人に通訳してもらうんで。って言ってきたんです。 心の中で『ふざけんな!もう二度と研修生なんか使うな!通訳にパートの女性使うか?通訳雇う金使いたくないからだろ!人件費削減じゃん!』って叫びまくりました。 仕送りしたいっていう、気持ちも分かりますが…ちゃんと制度を理解して働いて欲しいと私は思っています。 皆この制度を利用して日本に金を稼ぎに来たのが、明らかに明白。 本日の夕方に放映していた某ニュース番組ののコーナーでベトナムの特集がしていたので見ていたのですが、小学校から日本語の授業がある!子供達、日本語ペラペラ。 (英語の授業もあるので、何度か英語で話しかけた事があるんですけど…全く話せないって言ってました。) なのに、何でうちのベトナム人研修生の皆は全然理解出来てないんだろうか?と疑問に思いました。 日本語・英語授業があるのは、都心部だけ?田舎の学校では教えていない? だから日本語が理解できないんだろうか?と。疑念がよぎったのです。 日本語を覚えようとする気力もない、制度を悪用して金稼ぎに来てる。 失踪する。 そんな研修生ばっかり。中には一生懸命働いている人もいます。でもやはり、『外国人技能研修制度』を金稼ぎ制度と勘違いしている? お金を稼いで仕送りしたいのであれば、自分自身で就労ビザを取得して、日本語学校に通いながら、自分で仕事を探して仕事すれば組合から金取られる事はないんだから、そうすればいいのにって正直な意見があります。 もしかしたら、会社は『外国人技能研修制度』を悪用している可能性があるんです。 これって、労基署や労働局に報告した方がよろしいのでしょうか?
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「ちゃんと制度を理解して働いてほしい」と思われるなら、それは実習生ではなく、会社側に「ちゃんと制度に則って技術を教え、彼らを働かせて欲しい。」と訴えるべきではないでしょうか。 「日本語が出来ない人が送り込まれて来て、技術を教えるどころではない。」というならば、会社側に「日本語が出来る人だけを雇い入れるべきではないですか?もしくは懸命に日本語を覚える気がある人だけ選んで雇用しなければ、この制度の意図に反することになりませんか?」と訴えてみてください。 実際、技術を学ぶうんぬんは、会社側、日本、ベトナム両国側の建前です。 単純作業の人材不足の日本は、最低賃金で働いてくれる労働力が欲しい。 しかし外国人に居座られると困るので、3年という期間限定で労働を許可するビザを発給する。 ベトナム側は単純に、母国に比べて時給の高い日本でお金を稼ぎたい。 この両国の要望が合致しているから、この制度が成り立っているだけです。 あなたの会社は単純に、最低賃金で文句を言わずに3年間務めてくれる人材が欲しいだけです。 ベトナムでは、例えば首都のハノイで同じようにワーカーとして働いても、時給は100円もありません。 大卒の初任給でも月給15000円程度です。 実習生の大半は農村出身なので、上記程度の収入もかないません。 日本へ来たらその10倍はもらえますよね。そのうちの数万円でも毎月仕送り出来たら、田舎の家族全員を十分に養うこともできます。 まさにジャパンドリームなのです。 誰もが技術を学ぶことよりお金を稼ぐことを大前提として来ています。 だからつまらない単純作業にも3年間耐え得るのです。 ただ、特殊技術は学べないとしても、日本人の効率的な働き方、時間を守ること、礼儀を守ること、清潔を保つこと、安全を優先すること、忍耐強さなど、まだまだ発展途上の国から来た彼らが学べることはたくさんあると思いますよ。 もちろんその人個人の気概にもよりますが。 ちなみに、ベトナムで小学校から日本語を教えている、というのは、ここ1~2年の間で都市部のほんの一部の学校で始まったことで、政府の日越友好アピールみたいなものです。 ベトナムでは日本と同じように、誰もが学校で英語を学びますが、日本人と同じく、まったく話せないのが普通です。日本はカタカナ英語であふれているので、基本的な英語の単語は英語が苦手な人でも当たり前にたくさん知っていますが、ベトナムでは外来語を取り入れていないので、日本以上に英語の知識は低いです。 日本語学校は最近急激に増えていますが、もちろん学費は安くありません。 親戚中から借金をして、日本語学校に通いながら、実習生として日本企業に受け入れてもらうチャンスを待っている若いベトナム人たちがたくさんいます。 どうか、彼らのバックグラウンドにも目を向けて、彼らの現状、現実を見てあげて欲しいなと思います。 ベトナムで技能実習生候補生に日本語を教えているおばさんより。
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質問がいくつかありますので順に回答します 1 下記の技能実習法第1条から考えるに、「特殊な」技術や知識とは定められていないと思います 開発途上地域等への技能、技術又は知識(以下「技能等」という。)の移転による国際協力を推進することを目的とする。 2 勤務日数や労働時間については、日本人と同じく労働基準法などの適用を受けます 3 金稼ぎ制度と勘違いしているかどうかは、送出機関がどのような説明をして実習生を集めているかによると思います 逃げ出す原因も、ここの要素が大きいと思います 金が稼げるという説明をしている可能性と、仕事を選ばせないという可能性が、逃げ出しの要因になっていると考えます 4 そうですね 労働基準監督署や外国人技能実習機構へ相談することになると思います が、基本的には労働者本人による相談でなければ、なかなか取り合ってくれないのではないでしょうか 役所は他人の関与を良く思いません 質問者さんが言っている「技能を身につけるために日本にやって来る、という前提のはず」というのが、言葉通りに守られるということは、実習生は自らどのような技術を身に付けたいかを、予め決めておかねばならないはずです クリーニング業であれば、洗剤やパークロロエチレンについての知識、洗濯機や乾燥機、排水処理などについての知識、衣類や繊維の特性についての知識、ラックやハンガーの取り扱い、ナンバリングやロケーション管理といった商品の管理手法、品質管理の手法、労働者や労働環境の管理、独立して事業を起こすための基礎的な経営知識などなど 実習生はどういったスキルを身につけるかを明確にして、日本に来ることになるはずです しかしながら、受け入れる質問者さんの会社は、技術実習生に対して何を求めているのでしょうか そのような学習目的を持った実習生を受け入れる余裕が、果たして職場の中にあるのでしょうか 単純作業の労働力として受け入れるのではなく、「善意で」「自分達の忙しい時間を割いて」、外国人実習生が求める特殊な技術や知識を教えるために、国際協力として技能実習生を受け入れることができるのでしょうか おそらく、業務用クリーニング業であれば、途上国には無いような大型機械や特殊な薬剤を使用しているはずです そのような工場で身に付けた単純作業の経験だけで、母国に帰国した実習生に何ができるとも思えません そう考えていけば、技能実習生を受け入れている日本側が、建て前ではなく本音として外国人実習生に何を求めているかは明らかですし、日本側の求めに応じて日本にやって来る実習生に向けて「技術を学びに来ているのではないのか」などという言葉は出てこないのではないでしょうか
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