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キャリアコンサルタント試験第4回の試験を受けた者です。第4回は非常に厚生労働省の統計に関する問題が多かった印象を受けまし…

キャリアコンサルタント試験第4回の試験を受けた者です。第4回は非常に厚生労働省の統計に関する問題が多かった印象を受けましたので、次回の対策としては統計にもっと目を通しておこうと思っています。ただ、統計が莫大な量ありまして実際どれを参考にしていいのかわかりません。 参考にすべき資料サイトありましたらよろしくお願いいたします。

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    第4回キャリアコンサルタント試験の学科試験では、 調査・統計に関わる問題が下記文書から出題されました。 ・労働経済の分析(労働経済白書) ・能力開発基本調査 ・若年者雇用実態調査 ・労働市場分析レポート このうち、最初の2つの文書は キャリアコンサルティング技能検定の学科試験でも頻出であり、 押さえておく必要はあります。 なお、第4回では出題されませんでしたが、 第10次職業能力開発基本計画も落とせません。 以上の3文書は学科試験対策として必読ですが、 それ以外は何が出されるのかを予測するのも困難ですし、 仮に当たったとしても それだけで正答に結びつくとは限りません。 そこで、上記必須3文書を含めて、 労働情勢や労働関係データについて わかりやすく、かつ出題範囲を広くカバーしている とっておきの参考書をご紹介します。 それは、厚生労働省が作成した、 経済状況分析や厚生労働省の今後の重点政策をまとめた資料です。 厚生労働省は、毎年1月に 全国厚生労働関係部局長会議というものを開催しています。 これは、都道府県・指定都市等の労働部署担当者を対象に 厚生労働行政の次年度の政策と現状・課題を説明する会議です。 会議では厚生労働省各局が順番に説明するのですが、 その際に資料を配布します。 この説明資料が、学科試験に出そうな項目が網羅されている上に、 要約やカラーの図表でとてもわかりやすいです。 会議は、全体会議・厚生分科会・労働分科会から成りますが、 労働分科会の下記部署の資料が、学科試験出題範囲と 広く重なっています。 ・政策統括官(総合政策担当) ・労働基準局 ・雇用均等・児童家庭局 ・職業安定局 ・職業能力開発局 職業能力開発局はキャリアコンサルタント試験の 管轄部署ですので、特に重要です。 もう一つ、紹介します。 厚生労働省は、毎年4月に 「地方労働行政運営方針」とういものを策定します。 これは、厚生労働省が、会社で言えば支店にあたる 各都道府県労働局に対し、 新年度の労働行政をどのように進めるべきかの 指針を示すものです。 この運営方針は、基本的に文章だけですが、 冒頭に「第1 労働行政を取り巻く情勢」という章があり、 そこで、 ・社会経済情勢 ・雇用をめぐる動向 ・労働条件等をめぐる動向 についての解説があります。 この解説では完全失業率や有効求人倍率などにも触れながら 要点がまとめられているので、 経済情勢の大枠をつかむのにとても役立ちます。 全国厚生労働関係部局長会議資料と地方労働行政運営方針は 厚生労働省ホームページからダウンロードできます。 この2つの資料をしっかりと読んでおけば キャリアコンサルタント試験学科試験の 労働行政関連問題の有効な対策になります。

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