駅とかで献血の呼び込みの風景を見ますが、あれは1日のノルマとかもあるのでしょうか？

Question

駅とかで献血の呼び込みの風景を見ますが、あれは1日のノルマとかもあるのでしょうか？

Answer 1

血液センターでは医療機関で必要な血液量をあらかじめ予測し、これに沿って献血の協力をお願いしています。
基本A血液センターの需要はA血液センターで供給する事となっていますが、交通事故などで大量の輸血が必要な際は、近隣の血液センターからの供給が可能です。

まれな血液（まれ血）やHLA適合血小板献血の場合、A血液センターで対応困難となれば、全国に登録されているドナーの方に電話や封書で献血依頼をする事もあります。
まれ血に関しては自国で賄えない場合、世界各国赤十字間の助け合いで行っています。

各血液センターではホームページに在庫状況を公表していますが、需要と供給のバランスを考えると一定数の確保は必須ではあるものの、街を歩いている方が献血基準を満たしているか一見しただけではわからない為、ノルマを設定してしまうと献血の強制が横行する可能性があります。
ただ、あまりにも本数確保できない場合には近隣血液センターへ協力を依頼する為、依頼回数が多ければ依頼した血液センターの手腕が問われる事でしょう。

実際のところ血液センター職員は献血に協力せざるを得ないばかりか、親族や知人にまで献血依頼を常にしている状態です。

献血はボランティアで自由意志の為、強要される事はありせん。
また、献血は誰にでもできる事ではない為（献血基準を満たし、医師の問診をクリアしなければならない）、ノルマや罰則を設けても意味がありません。

◇ 日赤・血液事業の現状とこれから
http://www.jrc.or.jp/activity/blood/about/future/
◇ 日赤・全国血液センター一覧
http://www.jrc.or.jp/search/bloodcenter/
◇ あなたもご協力を！命が救える身近なボランティア「献血」
http://www.gov-online.go.jp/useful/article/201307/3.html

Answer 2

あくまでも”呼びかけ”という職務の一つです。
歌舞伎町のポン引きじゃないんですから、
呼び込みとかノルマなどありません。