良い仕事をして社会的な評価を高めていくのに学歴はあまり関係ありません。シンボリックな建築などでは設計競技によって設計者が選ばれたりしますが、学歴はまったく審査の要素にはなりません。 ちなみに、建築界のノーベル賞ともいわれるプリッカー賞の歴代受賞者に日本人は7人いますが、 丹下健三(東大) 槇文彦(東大) 安藤忠雄(工業高校) 妹島和世(日本女子大) 西沢立衛(横浜国大) 伊藤豊雄(東大) 坂茂(クーパーユニオン) 東大でなくても、社会的評価を得ている人が多いことがわかると思います。
ちょっと違った観点から回答します。 そもそも建築家という職業は評論家からの評価が高い人という側面があります。 つまりネームバリューが重要です。 広く名前が知られなければ、実力があっても意味がありません。 地方のセンスの良い単なる設計者として終わります。 このコネクションというのは、早い人では学生時代から培われていきます。 大学には特徴的な教授がおり、その教授が有名な場合には弟子として業界に名前を売れる場合があります。 あるいは学生コンペなどで名前を売っていき、就職するまでにメキメキと頭角を現すことも可能です。 一級建築士は卒業後2年以上の実務経験が必要ですので、つまり建築士合格以前から実力のある人orコミュ力がある人なんかは建築家としてのステップを踏んでいけるのです。 才覚がないと有名な建築家にはなれませんが、才覚があってもなれるものでもないというのが私の見解です。 ただし、有名な建築家にならなくとも収入も地位も得ることは可能であり、そもそも建築設計者の目指す方向が建築家で成功する事とは全くもって思いません。
私は建築家ではありませんが、多くの建築家と付き合いがあります。 学歴では決まりません。実力です。 ですが、大手設計事務所や大手ゼネコンは学歴が必要です。 地域によって違うかもしれませんが、気がつけば出世してるのはみんな同じ大学だったり。 有名大学のほうが人脈作りには良さそうですね。
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