資源、タバコ、流通・小売、金融、不動産はテッパンですね。 基本的にはファミリービジネスです。 で、これらを軸にグループ多角経営に乗り出しています。 例えば、資源系が通信業界やメディア業界に参入したり、タバコ系が食品業界も扱っていたり。 あとは資産を持っていてセコセコと働く必要がないので、ある程度の年齢になると、財界から政界に移る人が東南アジアは多いです。 発展途上国の場合、国が経済をけん引する、日本の高度経済成長期みたいな雰囲気なので。 資源、タバコ、流通・小売、金融、不動産と言えば、国の規制監督下に置かれやすい業界なので、ファミリービジネスの利権を守るためにも、家族の誰かを政界に送り込んでおこうということでしょう。 そして、国営企業が未だにエリートの就職先として認知されています。 日本でも昔、国鉄やNTTに就職したがったのと同じ。 安定志向だからというよりは、大規模な企業で優秀な人材に囲まれながら経営に携われるから、というのが理由のようです。 一方で、富裕層の子供たちは、欧米に留学することも多く、その後、起業する人も結構います。 親のファミリービジネスとはあまり関係ない業界で、ITなど新しい産業。 別に起業で失敗しても、お金持ちなので日々の生活に困らないから、20代でガンガン起業して、最初の数年は赤字でもお構いなし。それよりもマーケットシェア拡大を目指す傾向があります。 それから、富裕層は投資家としての側面もあります。 金融や不動産への投資(投機)ももちろんしますが、意外と飲食店とかにエンジェル投資してます。 リターンはそこまで気にせず、むしろ高級店やオシャレな雰囲気の飲食店に投資していることのステータスを感じているようです。
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