解決済み
新卒で4月から介護福祉士としてグループホームで働き始めました。 8月から特定入所者生活介護事業所に社会福祉主事の資格があったため生活相談員として異動されましたが、やることは介護福祉士の業務で介護福祉士兼生活相談員みたいな形です。 今月より生活相談員としての視点でサービス担当者会議に参加してみようと言われました。 正直、介護福祉士としての業務を覚えてこなすことで精一杯で…高齢者施設における生活相談員の役割、サービス担当者会議での役割が明確でなく、自分自身で模索中です。 勉強してはいますが、実際の現場での生活相談員の役割を知りたいです。 1、サービス担当者会議に参加する上で必要な生活相談員の役割、また用意すべきものは何か(物品、心構え等) 2、特定入所者生活介護事業所(高齢者施設でも◎)での生活相談員の役割等 3、介護福祉士と生活相談員兼務での働き方、視点の違いについて 4、サービス担当者会議の雰囲気 文章が長くなりましたが、意見でもアドバイスでも構いません。よろしくお願いいたします。
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私はデイサービスで介護福祉士と相談員を兼務しているものです。 でも実際には相談員専門の人もいるので、担会には顔を出すことはほとんどありません。 たまにありますけどね。ケアマネがアポなしで突然事業所に訪れるときがあるので・・・ 今は精一杯やっても追いつかない感じがあるかもしれませんが、新卒で四か月で相談員を経験できるなんて、私はチャンスだと思いますよ。 今、一生懸命勉強していけば、将来的にいろんな選択肢が開けてくると思います。質問者様にとってもとても良い事だと思うので、是非食らいついて頑張ってください。 さて、本題ですが・・・ 1、物品は特に入りませんが、筆記具ぐらいですかね。後はケース記録ぐらいかな。事前準備としては、やはりその方に普段介護職員としてかかわっていないのであれば、関わりの多い介護職員にご様子と変化していること、発語やニーズなどを聞いて、まとめておくと答えやすいと思います。 2、超重要です。あなたはもしかしたら、ケアマネがいて、介護職員がいれば相談員いらないんじゃない?くらいに思っていませんか? ケアマネというのは、その方のご家族やご本人のアセスメントをして、介護保険法下のサービス「だけでなく」、すべての社会資源をフル稼働して、その方の人生にあたっていきます。 介護施設はそのうちの一つのサービスであり、一つの手段です。 ケアマネから紹介があり、契約をして、ケアプランに入れられて初めて私たちはサービスを提供できます。 ここからが私たちの仕事です。 自分の事業所でできるサービスをあなたは全て知っていますか? 知っていますよ、入浴介助、排泄介助、食事介助、定期巡回、見守り・・・でしょ?と思っていたら、アウトです。 そんなことは分かっているんです。 じゃあ、ケアマネはなぜその事業所を選ぶのか?です。 おんなじサービス受けられるんなら、どこに行ったって一緒でしょ? まぁ実際にはここまでするケアマネが多いとは思っていませんが・・・ 事業所の特徴やそこで働く介護福祉士や看護師のこと、あなたは良く知っているでしょう? 事業所で行われるレクリエーションや教室、特徴、また有資格者が何人いるか、どんな利用者がいるか・・・ 全てが事業所の特徴であり、売りであり、サービスであり、資源なんです。 それらを知っているうえで、実際に契約となった利用者様とお会いし、お話を伺い、どんなことを考えている人なのか、どんなことに困っているのか、どんなことを希望しているのか、どんな言葉がけならコミュニケーションがとりやすいのか・・・いろんなことを五感フル稼働でアセスメントし、そういったことに対してこの事業所でして差し上げられることは何か、この方にどうなって頂きたいのかを介護計画書に記入します。 そして、それを介護職員や看護職員へ申し送りをし、実際に行われているのかを確認します。 また、刻々と変わる利用者の心身の状況を把握し、それに合わせて計画書も変更。出来ているかの確認・・・この繰り返しです。 3、介護福祉士は国家資格取得者として、専門職として、利用者の安全・安楽、ニーズを叶える、その方らしい生き方を実際に支援していく立場です。 相談員の作成した介護計画書から外れてはいけませんが、実際に関わって初めて、その方が見えてくる部分もあります。 また、その方にとって心地よいコミュニケーションの取り方も人それぞれ。その方のADLの状況も日々違います。 それらに合わせて適切な支援をしつつも、時には刺激したり、時には提案してみたりしながら、考えていきます。 例えばですね。 認知症でも症状の進行具合、タイプ(レビーかアルツハイマーか、脳血管性か)によっても、出てくる症状は全然違います。 レビー小体型認知症の方が幻視で「あそこに殺し屋がいる」と言っている場合は、それは鮮明な幻視を見ておられるので、あれは殺し屋ではありませんと言っても通じません。 でも、脳血管性認知症の方が譫妄状態や作話で、「あそこに殺し屋がいてね」という場合には、それはたいへん、早くお家に入らないとなどとそのストーリーに一緒に入り込むことで、対応をすることができます。 ほんの一例にすぎませんが、介護福祉士はこういった視点を持って、創意工夫しながら介護を実際に行っていくことになります。 相談員は、それら介護職員の介護や利用者の心身の状況を確認しながら、環境を整えていくことが重要です。 例えば、今までスムーズに入浴で来ていたのに、入浴がパタッとできなくなってしまった。 拒否が強くなったのか、認知症が進行して場所を理解できないからなのか、本人なりの別の理由がある(例えば職員に恥ずかしい対応をされたなど)のかによっても、入浴を一旦見合わせるのか、創意工夫の上入浴して頂くのか、そういったことを見極めながら、ケアマネに報告の上、ご家族の要望なども確認し対応をしていくこととなります。 相談員はさしづめ、ケアマネとご家族と利用者と他職種とをつなぐような役割があります。 両者は重なる部分もありますし、視点も共有しておかないといけない部分もありますが、根本的にはそれぞれ異なった専門職であります。 4、担会の雰囲気は私に聞かれても回答できません。ケアマネや利用者、またご家族や、その時のテーマによっても雰囲気は一変します。 でも、大切なことは雰囲気に流されていうべきことも言えないような相談員にはならないでくださいということです。上記の事をきちんと見ていれば、あるいはまとめていれば、利用者にとって最善の策が見えてきます。 それが現状と違うのであれば、ケアマネにも意見していかないといけない時もありますよ。 是非是非頑張ってください。 長くなり申し訳ありませんでしたが、少しでも参考になれば幸いです。 同業者として、質問者様のような方がいることをうれしく思います。 お互いに頑張りましょうね。
なるほど:1
今は特養の生活相談員ですが、以前に特定施設:介護付有料等で生活相談員経験があります。 担当者会議へ出席の際は「利用者の声の代弁者」としてのスタンスで臨んでいます。 職員の都合でモノを考える方向になれば、軌道修正の意見を述べます。 でもね、こんなものは慣れるとただの会議です ご家族の意向や本人の意向、生活歴・成育歴を把握していれば問題ない事です。 それよりも施設の入退所の管理は誰がするのかな? 病院受診も誰が担当ですか? 新規入居申し込みの受け付け、対応、案内及び地域との連携や医療機関との連携 営業活動も必須の業務です。 利用者が第一だから 利用者を守る大前提は施設が永続することです 経営的に不安定になれば破綻しますよ 利用者が不在では何もできません その為には営業的な動きも必要ですよ その役目は生活相談員です。 ※一部の有料は営業専門職もいますね 職員の資質向上の研修も生活相談員が講師を努める だから制度への習熟は施設でNO1になってください。 ま、求められる姿が不明なので、やることは山積と言うことです。
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