就職する前から転職することを考えているのは可笑しいでしょうか？

Question

就職する前から転職することを考えているのは可笑しいでしょうか？自分は理系の大学を卒業していて今は既卒で就職活動してます。理系大学出身ということで、就職先も理系関係の仕事っていう流れが一般的だと思うのですが、今自分がやりたい事がデザイン系の方で、自分が手がけたイラストや映像で世の中の人に感動や喜びを与えられる仕事をしたいと考えています。

しかしそういう仕事をするにはやはり美術大学などで専門の知識を得ていないと厳しいのが現状ですよね。

そこで、今回は理系のどこかの企業に就職して、仕事をしながら通信制の美術大学に通い、知識や実践能力を身につけたいと考えています。

理系の企業は前回の質問にもあった特定派遣が良いのかなと考えています。
聞いたところによると、大きい仕事は任させる事は無く給料もそんなに低くないそうで、、、
両立するには丁度良いのかなと感じています。

こういう考えはやはり甘い考えなのでしょうか？

そんなに上手くは事は進まないという事は何となくは分かります。仕事しながら学ぶというのは時間的にも精神的にも大変だろうと予測は付きます。それでもやはりやりたいという気持ちは変わらないんです。

実際に仕事をしながら通信制で学んだ方、そして学んだことを生かせる仕事に転職する事が出来た方がもしいらっしゃいましたら、その方の意見が聞きたいです。

実際両立してみてどうだったのか、両立できるものなのか、または通信制の大学の様子なども教えていただけると嬉しいです。

よろしくお願いします。

Answer 1

☆通信制大学・短大の場合、
通信教材科目とスクーリング科目の2タイプがあります。

ア）通信教材科目

通信制大学・短大から、
テキストとレポート課題集が送られてきますので、

テキストや町の図書館などで借りてきた本などを参考にし、
レポートを書いて、通信制大学・短大へ郵送します。

各科目の担当教員がチェックし、
不合格の場合は、書き直して再提出。

合格の場合は、日曜日などに、通信制大学・短大のキャンパスなどへ行き、
単位修得試験（通学の大学の定期試験のようなもの）を受験し、
不合格の場合は、後日、次の試験日に再受験。
合格の場合は、通信教材科目の単位を修得することができます。

・スクーリング科目

夏・冬・春休みなどに、
通信制大学・短大のキャンパスなどへ行き、
1科目につき3～5日間程度実施される、デッサン実技や彫刻実技など、実技の授業（スクーリング）に参加する。
・・・というタイプの科目です。

→ただし、
家から通えそうもない、遠いキャンパスだと、

「通信制大学・短大のキャンパスの最寄り駅の、駅前のビジネスホテルを予約して、そこから通う」

・・・ということになりますので、
お金がたくさんかかります。

※通信制大学・短大の場合、
当然ですが、通信教材科目のほうが圧倒的に多いので、

（例）
「4月15日～19日までで、日本美術史概説Ⅰのレポートを仕上げて、
4月20日～24日までで、映像メディア表現論のレポートを仕上げて、
4月25日～29日までで、芸術理論のレポートを仕上げて、
4月30日～5月3日までで、西洋美術史概説Ⅰのレポートを仕上げよう！」

・・・と、
自分なりの、かなり細かい具体的な学習計画を立てて、
その計画通りに、きちっとしっかりやれる人なら大丈夫ですが、

（例）
「今日は、親に、家の大掃除を手伝わされて、クッタクタ。
もう眠いし、
レポート書くのは、明日でいいや！」

・・・・と、
ズルズルやってしまうタイプの人だと

結局、
「翌年の授業料の支払い用紙が、通信制大学から送られてきちゃった・・・。
まだレポート1つも提出してないのに、
もう1年過ぎちゃったんだ・・・。

3年次編入し、4年留年して、今5回目の通信制大学4年生やってて、
合計6年間、通信制大学で勉強したけど、まだたったの26単位しかとれてないし、
卒業に必要な単位がとれるのは、このままじゃ、いつになるか・何年先になるか、全然わかんないし、
翌年の授業料、支払うの、もったいないし、
いっそのこと、中退しちゃおっかな」

・・・といったことに、
なりかねません。

Answer 2

いいと思いますよ。
ただ給料はどん底だし、転勤もあります。

Answer 3

おかしくはないです。むしろ現実的で良いと思います。

＞デザイン系の方で、自分が手がけたイラストや映像

デザイン、イラスト、映像。
すべてまったく違うものです。

転職を目指す場合、どこに焦点を絞るのか、はっきりさせたほうが良いです。
学ばなければならないことも違いますし、ポートフォリオもまったく違ったものになります。

できれば、具体的に業種や会社名まで決めるのが良いでしょう。
仕事に一番結びつきやすいのはデザイン。イラストと映像は求人自体が非常に少ないです。

ただ、映像といいましても、例えばWEBデザインの一環として、FLASHアニメーションの技術などを学んだ場合、WEBデザイナーとしてより就職しやすくなるなどはあると思います。

そのあたりも含め、きちんとやりたいことが、どういった会社で、どういった職種でできるのか、調べておいたほうがいいと思います。

＞美術大学などで専門の知識

通信制美大で学ぶことができるのは、どちらかというと学術的な部分ではないでしょうか。

実践力を身に着けたいのであれば、就職しながらでいいので、週1～2日でも美大用予備校に通うのが良いと思います。
美大生は、高校生のうちにそういった予備校で基礎力を身につけ、大学で応用を学びます。