解決済み
将来出版社に就職したいと思っている高1男子です。出版社の編集は激務だと言う話をよく聞くので、実情を知りたいです。そこで質問です。・締切前以外(つまり日常の仕事)は激務なのでしょうか? 本が本当に好きで、心から本を作りたいと思っているので締切前の終電逃しや泊まり込みなどはキツくても頑張りたいですが、それが日常となるとさすがに辛いです... ・土日出勤はどのくらいの頻度であるのでしょうか? 重ねてになりますが、締切前の繁忙期は土日出勤も頑張りたいです。しかし、頻繁に土日出勤があるようだとちょっと...という感じです。 長文・乱文失礼しました。姿勢に甘い所などあるかもしれませんが、そこも含めて回答よろしくお願いします!
667閲覧
元雑誌編集者、今はフリーの編集者兼ライターをしています。 >締切前以外(つまり日常の仕事)は激務なのでしょうか? 他の回答者さんも言ってますが、基本的に激務です(笑)。実質的に昼過ぎから業務という編集部も多く、そうなると一般企業より終業時間も遅くなります。やることさえやっておけば、早い時間に切り上げても文句は言われませんが、帰宅は深夜になることが多いですね。 また、原稿の入稿日は自分が在籍した編集部(週刊誌)は、夜~明け方にかけて作業を行うため、いつも徹夜でした。基本的に入稿~校了(出来上がった誌面をチェック、修正を行う)の時期が最も忙しく、トラブルなどで誌面を大幅に直さなければいけない場合は、校了前も徹夜でした。 >土日出勤はどのくらいの頻度であるのでしょうか? 基本的に自分が担当するページのスケジュール次第ですね。ただ、土日に仕事の場合は、基本的に撮影や取材がある場合です。自分が担当している以上、仕事を依頼したライターやカメラマンに「土日は休みたいので、取材や撮影があっても行けません」とは言えませんからね。 頻度については何の雑誌かで大きく異なります。週刊誌やビジネス誌、コミック誌などいろんな編集部を見てきましたが、土日関係なしで仕事しているような感じです。 その代わり、締め切り明けは比較的余裕があり、2~3日程度の小旅行によく出かけていましたし、このタイミングで友達と飲んだり、遊んだりしていました。 ただ、個人の能力や仕事の進め方によって、時間を作ることは可能です。休みたい時に休めるかもスケジューリング次第でしょうね。 私は徹夜や深夜残業をすることもあったけど、その分休みをしっかりとったり、ほとんど仕事せずに済む日なんかを作っていたので。 以上、参考にしていただければ幸いです。
なるほど:1
出版社と言っても、書籍と雑誌は別ですし、「>・締切前以外」週刊少年ジャンプや日刊の新聞なんて毎日が締め切り前でしょう。 「>出版社の編集」そもそも出版社が編集をしているのか?下請けの編集プロダクションがやっているのではないのか? 出版に限らず、芸能・マスコミ・エンタメ業界全般に言えますが、クリエイティブ部門は基本社員じゃなくバイトです。イメージとしては、芸能人とかミュージシャンンは60歳の定年まで賃金を保証された終身雇用の会社員ではないですよね。それとは別に、芸能人を使うTV局の社員は番組制作でなく、番組をスポンサーに販売する営業職ですよね。番組を作る撮影スタッフは、一応、TV局の下請けの制作プロダクションだとしましょう。 TV局=出版社、制作プロダクション=編集プロダクション、芸能人=作家・ライター・小説家など。編集者=芸能プロダクションのマネージャー。 「>出版社の編集は激務」激務の意味が違うと思います。霞が関の官僚の仕事が激務だという時の激務は、難しい数学の問題を朝から晩まで解かされる激務です。クリエイティブ系の激務は「私を感動させる音楽・文学・絵画を作って」と言われた時の激務です。数式と違って答えがありません。どんなに時間をかけて良い物を作っても没にされてしまうことがあります。 一言で編集者と言っても幅が広くて、クリエイティブでないDTPオペレーターみたいな仕事も多くあります。スーパーの豚肉100g98円のチラシ制作など、受注生産の編集プロ的な仕事です。多くの編集者はそういう仕事で生計を立てていて、これはそれほど激務ではありません。 芸能人のマネージャー的な仕事。オーディションを受けに来た無名の素人の中から、金に成りそうな子を選んで育てて売り出す仕事、新人文学賞や新人漫画家賞に応募された何万通の原稿の中から、売れそうな原稿を選んで、売っていく仕事にはクリエイティブ系の激務があります。一人の作家を売り出すのに何百万~千万掛かるとして、それが売れずに失敗したら、その赤字を自分でかぶる、作家と一緒に自分も首になる。そういう種類の激務です。芸能人が不安定だというのと同じ意味で不安定な仕事です。
>>締切前以外(つまり日常の仕事)は激務なのでしょうか? ごく一部の恵まれた会社をのぞいて激務ですよう。なんでかって?ちょっと想像してみてください。20年前の日本にはケータイもネットもなく、本がたくさん売れました。しかし現在はケータイ時代。今の人はお小遣いの大半をケータイ代に使ってしまうので、本の売り上げは半分に落ち込んでしまっています。そのまんま何もしないでいたら、(超おおざっぱに言うと)年収200万円だった出版業界人の収入が年100万円になってしまうってことです。そんな時代になんとか年収200万稼いで生活をしていくとするならば……?20年前の倍の冊数作るしかないのです。倍ですよ、倍!! >>土日出勤はどのくらいの頻度であるのでしょうか? 会社によりけり。一切ない会社はものすごいめぐまれてると思ってよいです。質問者さんがものすごい競争倍率の就職試験を突破して出版社に入って、うまーいこと下請け会社をいじめて仕事おっつけることができれば土日も休めます。「ぼくが連休から帰ってきたらすぐチェックできるように、日曜までに初校の確認終えといてねー」のひとことで、下請け会社の人々は質問者さんのことを「ファーックス!」と来世までたたるつもりで恨みながら休日出勤に励むことになります。
< 質問に関する求人 >
編集者(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る