大卒資格は取れるとは思いますが、大学編入は楽な道ではありません。 その理由を以下に示します。 ・手強いライバルが多い 大学編入試験を受験するのは専門学校生だけではありません。高専生、大学2年生、社会人、短大生なども受験することができます(もちろん受験資格は学校によって異なるので編入学生募集要項をよくご覧ください)。主観ですが、ここで大きな壁となるのは高専生です。編入試受験生のほとんどを占める高専生は中学卒業後5年間の専門的な一貫教育を経て、数学・物理・工学に強い人が多いです。 ・受験科目と難易度の問題 多くの場合、大学編入試として数学や物理、英語、専門科目が課されます。化学が課される大学も存在します。大学3年次編入の場合、当然これらの内容は大学2年生相当のものとなります。また、英語の試験がTOEICの点数で代替される大学も存在しますが、500点未満では足を引っ張るだけです。 ちなみに、物理学と称しておきながら電気回路学や電磁気学の問題が出題されたり、専門科目と称しておきながら力学が出題されたりする例も存在します。 一方で、建築系の専攻ですと電気電子、機械、情報、理学系の専攻よりも多少試験が簡単な印象があります(が、あくまで印象ですのであてになさらないでください。私は電気電子・メカトロニクス系なので印象でしか語れません)。 今から大学編入を見据えて専門学校で学ばれようとするのであれば、編入を考えている大学の編入学募集要項を読み、また公開されている大学であれば過去問に目を通し、覚悟が決まってから進まれることをお勧めいたします。 なお、以上の内容は基本的に国立大学編入の話です。公立大・私立大の編入学実施状況には詳しくありません。 また「専門学校のみだと就職に不利」という点についてもどの程度事実なのかは分かりかねます。専門学校のオープンキャンパス等で直接確認なさる、またはその学校の在学生や卒業生に直接聞かれるのが近道かと思います。
最初から大学入学の選択肢はないのですか? ご質問の編入の件はわかりませんが、息子が神戸電子のITに入学して、 先生の質の低さ、実際に学ぶカリキュラムが思っていたものとは違う、ためがっかりして入学して2ヶ月で退学し、浪人して大学を受験し直しました。 オープンキャンパスでは良いような印象でしたが、実際の授業はつまらなかったらしいです。 授業料もそこそこ高かったのに払い込んだ前期授業料は無駄になりました。 後で後悔のないように、しっかり調べてから入学した方がいいですよ。
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