フリーランス月５０万と正社員月２０万どっちが魅力的ですか？ 正社員のほうが社保などがあるから良いって言う意見も聞く…

Question

フリーランス月５０万と正社員月２０万どっちが魅力的ですか？

正社員のほうが社保などがあるから良いって言う意見も聞くんですけど、そんな社保って月５０万のフリーランスに比べたら需要あるんですか？

Answer 1

社保に月額30万の価値があるかどうかというとでしょうか。
確実な貯金できて、仕事がなくならないなら良いかもですね。

病気などで一時的に仕事ができないとき、会社の福利厚生で助けてくれることがあります。
フリーランスの方はそれがないので、その間の収入は０となります。
保険に入れば良いですが、保険料の分お得感が目減りすると思います。

それから例えば雇用保険ですが、会社がなくなっても自己都合で辞めても一定期間給付金がもらえます。
フリーランスはそもそも失業という概念がありませんから雇用保険に入れません。

また、健康保険ですが、いわゆる社保で会社の健保に入っていると何割かが会社負担です。(医療費が３割負担という話ではなく、保険料のことです)
フリーランスは国保で全額負担ですね。
また保険料は所得で決まりますから、収入が多いとその分たくさん持っていかれます。
(確定申告で控除の対象にはなりますが…)

そして、一番大きいのは年金だと思います。
社保で厚生年金に加入していると国民年金＋厚生年金が受け取れます。
フリーランスの方は国民年金のみなので、かなり少ないのではないでしょうか。

フリーランスでやっていく強みは、自己裁量で仕事をできるというところだと思います。
稼ぎたかったらたくさん稼げるところですね。
また、定年もなく働けるので、仕事内容によっては周りが年金生活をしていても、フリーランスの方は現役で月50万を得ているかもしれません。
また、フリーランスをどのように捉えるかですが、自営業の人などは私的なものも経費の一部として落としている人もいますよね笑

わたしの亡父が自営業をやっていましたが、浮き沈みが激しく、家族であるわたしたちは非常に振り回されました。
母は社保完備のパート先を選んでいましたし、今でもそこへ勤めています。
父は年金も払っていませんでしたし、少しお金が良い時期は使ってしまっていたので老後の心配をせずに亡くなって安心しました。
主人の実家も自営業なのですが、安定した取引先があり、小金持ちな部類に入ると思います。
蓄えもかなりあり、まだまだ働いていけそうなので老後の心配はなさそうです。
一方で、ある程度借り入れや買掛け金もあるはずなので、正直蓋を開けてみないと分かりません。
いつ体を壊すかも分からず、お金が良くても緊張感のある生活だなと思います。
そういえば父もそうでしたが、義父も高い生命保険をかけています。

主人は営業を嫌って公務員になりましたが、やはり安心感があります。(倒産しなくて安定しているということでなく、社会保険や福利厚生の面で)

総合すると、「なにかあっても大丈夫」という安心感を月30万で買ってるイメージですね。
天地真理みたいな例もありますし…笑