解決済み
精神科医が、「もし同じ状況になっても服用したくない薬」の筆頭は、精神安定剤のデパスだそうです。自覚なく依存になっている人が結構多く、薬が切れるときちんと来院されますが、あたかも中毒のように見えます。整形外科や内科、耳鼻科などでも気軽に処方されるのですが、「睡眠薬より安心」という間違った認識で服用している人が結構います。 他の精神安定剤は一般の先生が使い慣れていないせいか、まだしも適応をきちんと守られていると思います。それでも日本はかなり使いすぎています。 デパスという薬は万能薬で、眠れるようになりますし、不安も抑えられます。血圧が下がったりめまいが改善することもあり、一時的に使う分には全く問題ありません。 問題は長期に使ってやめられなくなっている場合です。 本来、人間は喜怒哀楽があり、それは自然なことです。 韓国などは怒りは表出すべきものという認識のようで、日本人とは合わないかもしれませんが、言ってすっきりするというのは、本人の精神面だけを考えるといい場合もあります。 しかしデパスを長期に服用していると、「突然調子が悪くなりデパスを飲むとよくなるが、また調子が悪くなる」ということがよく起こります。 つまり不調が全然解決していないのです。 マイナス感情を全てデパスで解決していると、自分自身で解決する方法が分からなくなってきます。悲しい時にもデパス、イライラしている時にも怒った時にも、ドキドキした時にもデパス…では、前回の記事に書いた身体感覚を完全に鈍くしてしまうというだけでなく、表面的には穏やかで普通に暮らしていても、どこか平板で深みがない、そういうキャラクターになってしまう可能性があります。 ★デパス!恐いと思いませんか?みなさんどう思いますか?
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ストレスをどうやって発散してますか、という質問が大変多いが、 ストレスにどうやって耐えてますか、とか、どうやって打ち勝っ てますか、とかいう質問がないのが残念といえば残念だなと思い ます。ストレスがちょっと溜まったくらいで、すぐに発散なんて 考えることが果たしてよいことなのかどうか。 あなたのご質問を見ていて思ったことです。
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