1.精神科 少し意外に思われるかもしれませんが、これは精神科での診察、あるいは受付時のリスク管理の一環です。こういう言い方はよくないのかもしれませんが、精神科の患者さんの中には突発的に激情してしまったり、暴れてしまう人もいます(これは病気なので仕方がないのですが)。 この時には、患者さんを制止したりするためには、女性ではなく男性の看護師のほうが頼もしいというわけです。 街のメンタルクリニックなどはそうでもないかもしれませんが、措置入院施設のあるような病院だと、ある意味力で抑えつける必要がある場面も出てきます。そうした場所では、男性准看護師が活躍できるというわけです。 2.ICU、救急設備周辺 緊急の患者さんが運ばれるICUや、さまざまな機器を使用して手術を行うような場所では、ある意味「力仕事」が生じます。患者さんを素早く運んだり、重い機械を運んだり、そのような場では、男性の力は頼もしいものになっています。 また、体を動かせない患者さんの床ずれ防止のための体位変換など、「ヘルパー」的な仕事についてもやはり男性の力を借りる場面が多くなります。お年寄りが多い病棟や、老人ホーム併設の病院などでは、男性准看護師の求人が多い傾向にあります。 3.形成外科、性病科 性器、泌尿器周りは異性には見られたくないものですよね。男性向けに包茎治療などを行っているクリニックでは、スタッフ全員が男性です!、というのを売りにしているところもあります。患者さんが安心して治療を受けるためには、同性の(准)看護師であることが必要なんですね。 また、性感染症などを専門医しているいわゆる「性病科」は、窓口が男女別に設けられているところもあり、そこでは男性向けの窓口や診察室では、男性スタッフオンリーです。 性病科自体数は少ないですが、ここには確実に男性准看護師の需要があるといってよいかと思います。 4.夜勤病棟 小さなお子さんがいる女性看護師の方などは、夜勤を行うことが難しいですし、できれば避けたいという人も多いと思います。そうした場合、女性の夜勤希望者が少ないために男性が採用されやすいというところもあります。 場所によっては夜勤専門で、非常勤に近い形ですが看護師を募集していることもあるようです。それだけではなかなか生活できない・・・、というイメージもありますが、夜勤は時給単価も高いので、上手に勤務できればそれだけで生活していくことも可能です。 特に男性のニーズが高い職場として以上を挙げましたが、そのほかの診療科目(内科、外科など)であっても、男性ニーズがあるというか、男性だからといって敬遠される傾向は少なくなりつつあります。あとは、みなさんがそうした女性が多い職場が大丈夫かどうか判断していただくことになります。 小さなクリニックよりも大病院のほうが、スタッフが多い(=多様なニーズに応えたい)ため、男性でも採用されやすいようです。 なお、産婦人科のように、形成外科の逆で男性に見られたくないという女性の希望が強いところでは、さすがに採用されるのは簡単ではありませんので、そこはご理解ください。
なるほど:1
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