解決済み
言語聴覚士の今後について 言語聴覚士を目指している者です。 現在リハビリ職には理学療法士、作業療法士、言語聴覚士がありますが理学療法士は資格保有者が特に多く、供給過多と聞きます。逆に言語聴覚士は資格保有者が少なく不足していると聞きます。来年の春から通う専門学校では去年生徒40人に対し病院や施設から1000件の求人がありました。 供給過多の理学療法士の給料が下がるのは分かりますが不足していて需要のある言語聴覚士や作業療法士も診療報酬の関係で給料が下がってしまうのでしょうか。 それとも今はこの3職ともほぼ給料は横並びですが病院が差をつけて募集したりするのでしょうか。
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PT,OT,STの3職種の診療報酬の点数は同じなので、1ヶ月に稼ぐ診療報酬報酬も大体同じです。従って給料も大体同じになっています。何年か前まで、STの診療報酬がPTやOTより低いことがあったので給料が低いことがあったのですが今は同じです。給料に差をつけることは、基本的に考えられないと思います。 医療の進歩で、一昔前までは亡くなっていたような方が重度の方が障害を持って生き残るようになっていたり、介護が必要な高齢者が多くいらっしゃいます。そのような方が在宅で生活を送ってもらった方が医療費は安くなるので、地域包括ケアシステムを国は推進して医療費抑制を図っています。また、入院の日数も医療費抑制のために短縮を図っています。そのような中で、早期からリハビリをして在宅に帰ってもらう、また、在宅生活を維持してもらうために、リハビリが重要になるわけです。厚生労働省は診療報酬改定でそのような流になるようにしてますし。 高齢者が増えて行くなかで、医療費抑制のために、リハビリに予算が回らなくなることはないでしょう。リハビリしないで、入院日数延びたり、療養病院に転院や施設入所になった方が費用がかかりますからね。ただ、リハビリもそのような流れを理解して対応をしていかないと淘汰されてしまうと思いますが。 少子高齢化で、失業率も下がっている中で、新たに理学療法士に人が増え続けるとも思えませんし、退職していく理学療法士もいるわけで働いている理学療法士の数も更に増えていくか分かりません。高齢者の数はこれからも増えていくので、一概に理学療法士が供給過多とまで言えないと思います。 蛇足ですが、STは脳血管疾患等リハビリテーション料や摂食機能療法だけでなく、がん患者リハビリテーション料や集団コミュニケーション療法料なども算定できます。
なるほど:2
現役の言語聴覚士です。 元理学療法士さんのおっしゃる通りです。 言語聴覚士が算定できる疾患は脳血管由来の言語障害(脳血管リハビリ)か嚥下障害(摂食機能療法)でしか算定できません。 しかも摂食機能療法は看護師や理学療法士作業療法士、歯科衛生士でも算定できるはずです。 よって、回復期病棟のあるリハビリ専門病院でない限り言語聴覚士は多く必要ありませんね。数百床もある大きな大学病院ですら言語聴覚士は一人二人なんてよくありますよ。 中小規模の病院なら一人職場が当たり前。一人では忙しいけど、二人だと採算があわない…、てことが現状です。
元理学療法士です。 理学療法士が供給過多になりつつあるのは確かですが、言語だけ需要がすごくある、というわけではありません。 理学は脳血管だけでなく運動器、呼吸、心臓など様々な分野を対象にするのに対し、言語は少ないです。ですので言語聴覚士は有資格者が理学療法士ほどはなくてもいいわけです。 まあ言語聴覚士が不足気味なのは確かかもしれませんが、学校はたくさんあるし理学のようになるのは時間の問題かと思います。40人に1000件は確かに多いですが、複数の学校に求人を出しているし、単純に言語の需要1000に対し40しか供給できないわけではないと思います。 あと現場の需要と給与はあまり関係ありません。理学ですら現場で足りないという人もいるくらいなので… 給与が下がっているのは診療報酬もありますが、それ以上に学校がたくさんできた影響が強いです。高い給与を示さなくても人が集まるようになったので年々給与は下がってます。 まあ地域差もあると思うので一概に言えませんが…基本リハビリ職は供給過多になりつつあるし、そもそも国が医療費抑制を進める中で権力の強くないリハビリ分野に予算が回るかは微妙だと思います。 基本理学•作業•言語は給与が同じだと思います。私が数年前初めて務めたとこは理学=作業>言語になってましたが、言語だけ高いところは今までなかったですね。
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