解決済み
就職活動が始まった理学療法科の学生です。就職についてお聞きしたいことがあり、投稿しました。文章能力が未熟なので分かりにくかったらすいません。 最後の臨床実習地は老健でした。ただの老健ではなく、何度も監査が入っている施設です。実習先の先生いわく、実習先が少なくて学校の先生にどうしてもと言われて学生を取ったということでした。ちなみにその先生はちゃんとした先生です。そこでの実習は色々凄かったですが、割愛させていただきます。 そこで印象に残ったのは廊下を這いずりながら移動する利用者様でした。誰が手助けするわけでもなく介護士の方などは当たり前のように接していました。その利用者様に先生に指導されながらリハビリをしていたら利用者様に「ありがとう」と言われました。そこで思ったのですが、何がありがとうなんだろうと。PTの人数が少なく、十分なリハビリの時間後とれない。リハビリしても廊下を這いずる生活は変わらず。その時自分は理学療法士の明るいところだけ見てきたんだと思いました。暗い部分は直視してこなかったのではと思ったのです。そして学生ながら理学療法士は必要なのかと考えてしまいました。ただの学生が何を言ってるんだと思いますが、そう思ってしまったのです。 実習が終わり、国試と就職だけになった現在。自分は理学療法士なりたいとかの前に人の役に立つ仕事をしたいと考えていました。人を助けて感謝されて満足感を得る自己満というやつです。人の役に立ちたいと思う気持ちは本当です。そして就職となり、自分以外の同級生は皆、病院志望です。当然ですよね。でも自分は迷っています。本当に困っている人は老健にいるのではと考えてしまいます。病院に行くべきだと9割の人は言うと思います。正しいと思います。でも老健の利用者様が頭をよぎり、病院に就職する気になれません。 私の理想の理学療法士は社会で必要とされる理学療法士です。理学療法士が必要とされているのは老健ではないでしょうか。私の考えはおかしいのでしょうか。 偉そうに今まで色々言ってしまい、また文章能力も乏しく、言葉足らずのところがあり、本当にすいません。 もしよろしければ、現役の方のご意見が聞きたいです。よろしくお願いします。
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ID非公開さん 就職活動が始まった理学療法科の学生です。就職についてお聞きしたいことがあり、… 結論から先に言いますと、最初の就職は病院がいいと思います。 貴方は大変志が高いかただと察します。 ただ、たとえばですが、アフリカなどの発展途上国で医療が必要にされているからアフリカに行きたい…と言っている人と似ていて、医療従事者になってユニセフなどからいきなりそういった国に行ったとしても、自身の専門能力は不十分で大したことは何もできないしょう。 やはり、病院でいろいろな患者さんを診るなどの経験を積んでからになるんじゃないかと。そこは少し冷静に考えたほうがいいです。 老健については、実は経営者の考え方によってスタンスや雰囲気がかなり変わってくるものだろうなぁと見学して感じたことがあります。わたしは老健で働いたことはありませんが、今年の初め頃に某老健を見学する機会を得て、現場の作業療法士や医師からいろいろと話を聞かせてもらいました。 老健はご存知の通り中間施設です。あくまでも期間限定(が建前)の施設です。退所後はどこかに行くことになります。 その、どこか…ですが、お家に帰る人もいれば、老人ホームへ行く人もいます。 在宅復帰が目標なら、在宅復帰できるようにリハビリを進めていくでしょう。最近は老健でも在宅復帰率が重視されていると聞きます(本当はもっと昔から在宅復帰率って大事だったはずなんですが、老健は実際には老人ホーム化していましたから、今さら改めて在宅復帰率のことをクローズアップするようになったみたいです)。 一方で、老健退所後は老人ホームへ入所する人たちばかり…という老健もあります。 で、そこの老健が後者のような、入所者さんたちが退所後は老人ホームへ行く人ばっかりだと、「老人ホームへ行くならリハビリなんて要らないでしょ?」という発想にもなりかねません。形だけの腰掛け中間施設です。 もし貴方がそういうタイプの老健に就職したとしたら、恐らくかなり幻滅してしまうでしょうね。 まだ医療の世界で働いたことがないのでしたら、一度病院等で働いて、その間もいろいろご自身でも情報収集して視野を広く持ってみて、それから考えても遅くはありません。話が少し戻りますが、そういった経験を積んでないと、恐らくPTとしてなかなか力になれないんじゃないかと思いますよ。 その上で、在宅復帰を重視している老健に転職するというのなら、わたしはよいことだと思います。 長くなりますが、もうひとつ。 病院から老健に移ることは比較的容易です。その逆はかなり困難です。それも、多くの新卒者が病院に就職する理由のひとつです。潰しが利くということです。医療界を幅広く眺めるためにも、最初は病院がいいのです。 老健に先に就職してしまうと、病院等の医療機関で働く機会がほぼなくなります。 病院にも貴方の力を必要としている患者さんはたくさんいます。
元理学療法士です。現役ではありませんが… 私も働いている時理学療法士の必要性というか無力感を感じたことはあります。脳内お花畑で理学療法士はすごいと思い込んでる連中より、理学療法士の必要性を考えられる質問者さんは良いと思います。 理学療法士が必要とされるというか、もっとも存在意義があるのが老健など慢性期に関わる理学療法士だと思います。急性期のリハビリも重要ですが、やはり自然回復でよくなったのかリハビリでよくなったのかいまいちわかりませんからね。 ですが新人として働くなら、同級生の言うように病院に行った方がいいです。 理学療法士は専門職であり、国家資格をとればバリバリ働けるというものではありません。1年目の理学療法士など実習生とほとんど変わりません。ですので始めは病院で、できれば先輩の多いところで指導を受けながら一人前になっていきます。また、医師や看護師など他職種と関わる経験は早めにしといた方がいいです。そのためにはやはり病院がいいです。 中には病院でもデイサービスやショートステイをやってたり、訪問看護ステーションがあるところもあります。できれば最初はそうしたとこで全ての分野の経験を積み、その後老健に行くのがいいと思いますよ。
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