恐らくそうだと思います。 東京海洋大学を例にとって根拠を説明します。 この大学では海洋工学部の海事システム工学部で航海士を、海洋電子機械工学科で船舶機関士の育成を行っています。(厳密にいえば違う) ともに入学者数は65人前後ですが、この大学に行ったからと言って100%船員になるわけではありません。 手元のパンフレットによりますと、海事システム工学科の乗船実習科(船員コース)への進学率は43.6%に対し、海洋電子機械工学科では30.0%になります。 実際の統計によると、海事システムからは29人、海洋工学部からは15人が乗船実習科に行っています。 少し話を変えて、大手海運といえば外航といっていいでしょう。 外航船の乗組員は23人程度だそうです。 内訳は 船長1人、航海士3人、機関長1人、機関士3人、甲板部員6人、機関部員6人、事務部員3人 です。 つまり、半分は航海士であり、もう半分は機関士です。 ※いつのデータかはわからないので、今も必ずしもそうとは言えません。 ということは一般的には船に必要な航海士、機関士の割合は50%50%のはずです。しかし、実際に東京海洋大から出る航海士、機関士の割合は 66%34%(26年度)となります。 必然的に、航海士よりも機関士が有利だと考えられます。 ついでに、神戸大海事科学部も調べました。 航海部門77名、機関部門66名だそうです。 就職実績を見ますと、大手三社の合計は、航海部門で5名、機関部門で8名です。 情報は大学の統計などから引っ張ってきました。
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