売り手市場、と言っても、優秀な人材に今まで3社からオファーがあったのに5社からオファーが来る、と言うところでしょう。 なので、就職しようと思った学生がおしなべて就職しやすくなっている、とは一概に言えないと思います。 ひと頃に比べ、例えば所謂「大企業」について言えば、銀行、保険、その他の業種でも企業の統合が進んで、「採用している企業数」が減っていると考えらえます。 一方、中小・中堅企業では採用を積極的に行っているので、選り好みをしなければ、どこかには職があると考えられます。(雇用形態については必ずしも正社員ではない、と言う点は確かにあると思いますが。) 新卒を採用すると言うことは、賃金の他その社員にかかる経費等を考えれば、億単位の投資です。人材投資をケチっていては企業の成長はありませんが、さりとて昔のような右肩上がりが期待できない現況では、人材投資には慎重、と言う傾向は当分続くと思います。
今年度は売り手市場だとか言われて有効求人倍率も高いのですが、増加分の内訳をみるとほとんどが介護や飲食・宿泊で、しかも非正規の求人です。 長期的に見ても実はリーマンショックの後なんかもそんなにまともな場所の求人は減っておらず、就活生にとって氷河期とか売り手市場なんかはあまり実感はないと思います。 重要なのは大学時代にどこまで自分の価値を高めることができたかであって、その差の前では求人倍率なんかは誤差の範囲です。0.2~0.3の数字に一喜一憂するよりは頑張ってTOEICの点数を少しでも上げるために勉強する方が意味があります。
< 自分のペースで、シフト自由に働ける >
求人の検索結果を見る
< 平日勤務で週末はリフレッシュしたい人におすすめ >
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
求人の検索結果を見る