こないだ食品会社の工場の短期アルバイトをした時疑問に思ったのですが、製造元とは全く関係のない別の会社の商品（飲食店などで…

Question

こないだ食品会社の工場の短期アルバイトをした時疑問に思ったのですが、製造元とは全く関係のない別の会社の商品（飲食店などで使う業務用）を原料として袋を小分けにし製造元はその会社（有名な会社）の名前が書いてあったのですが、これって偽装に当たりますか？それとも私が世間知らずなだけでよく行われている事なのでしょうか？もしこれが偽装ならどこに訴えるべきでしょうか？

Answer 1

ご質問がちょっとわかりにくいので整理させて下さい。
あなたがバイトで働いた工場をA社、原料の業務用食品を
製造したのがB社とします。
小分けにした製品に「製造者」として書かれていた
有名な会社というのは、A社ですか？B社ですか？
それとも全く関係ないC社ですか？
書いてある社名によって、内容が異なります。

食品を小分けするという行為は、法律上「製造」
ではなく「加工」に該当します。つまり、原料の
業務用食品を小分けしたA社は、製造者にはなれません。
もし、製造者としてA社の名前があったのなら、
それは正しくない表示ということになります。

ただし、「製造者」ではなく「販売者」として
社名が書いてあった場合は、ごく普通のOEMですので
何の問題もありません。

もし製造者としてB社の名前が書いてあった場合、
小分け加工をしたA社は製造者ではありませんので
A社の名前は出ないのが正当です。

もし全く関係ないC社が製造者になっていたとすると
それも正しくない表示ということになります。

表示上「正しくない」ということがわかったなら、
まず報告すべきはその会社の上司です。
そこで聞けば、なぜそういう表示になっているか
教えてもらえるでしょう。

今日び、製造元なんか偽装してみたって
リスクに見合うだけのメリットは期待できません。
大手であればあるほど、そうしたコンプライアンスに
気を使っていますし、そんなケチなインチキは
しないでしょう。

表示されている社名が有名な会社なら、
間違いなくその会社には法務部があり、
表示の内容については専門家が法律に照らして
厳重な確認を行っています。

昨今、企業に何か間違いがあれば告発して晒して
吊し上げるような風潮がありますが、それは決して
正しい道ではないと思います。
本当に食品表示に間違いがあったところで、
改善命令が出るだけのことです。

それでも、人間のやることに、100％はありません。
どんなに厳重なチェックをしても、間違いは
あるかもしれません。
でも間違い＝偽装ではないし、間違いを見つけたら
「訴える」というのが、少し違うかなという
気がします。まず行うべきは「相談」です。

勤めていた会社に相談できないご事情がおありなら、
各地に設置された消費生活センターに相談してみては
いかがでしょうか。
http://www.kokusen.go.jp/map/

Answer 2

詳しいことが書いてないので想像でしか回答できませんが・・・
つまり、その小分けしてる食品が「原料」ということですが、あなたの会社は小分けしてるだけであって、その原料を作ってる会社は別にあるのでは？
だったら偽装ではないです。

あるいは、あなたの会社は、単にその製造元の会社の下請け会社なのではないですか？

たとえば車なんかもそうですよね。

トヨタの自動車を、スバルの工場が作ってる場合が、実際にあります。

あるいは日産の車を、車の名前を変えてマツダが販売してたりします。

それは偽装でもなんでもなく、トヨタとスバル、日産とマツダがそういう下請け契約を結んでるからです。

また、「訴える」と最後に書いてありますが、あなたはそれによって何か被害を受けたのですか？

訴えることが出来るのは被害者だけです。

あなたの会社が食品偽装をしてるというなら、あなたもその会社で働いて、消費者を騙してる会社の一員なわけですから、あなたも加害者側の立場であって、訴えられる側なんですよ？