解決済み
管理栄養士養成課程に通っています。将来は管理栄養士の資格を取りたいと考えていますが、管理栄養士の必要性ってなんでしょうか…?最近分からなくなることがあります。 最近は薬剤師の方々が栄養面のことにも興味を持ち始めていると学科の教授が講義の中で仰っていました。実際、管理栄養士は国の法律では医療人であるとは言われていないし、栄養指導などの業務は薬剤師の方でもすることは可能だと聞きました。 実際、今の医療の現場、そしてこれからの医療の世界で「管理栄養士」という存在は必要なのでしょうか?みなさん、特に医療関係者の方はどう思われますか? しかも、管理栄養士という資格そのものがなくなってしまう可能性もあると学校の教授陣たちは仰っていました。そんなことってあるんですかね?
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簡単に言えば栄養の勉強は医者でも看護師でもやっているけど、「知識としてあるだけで役に立たない」のが現状です。 教科書で料理の仕方を勉強しただけの人間が包丁を握らされて「何か作ってみて」と要求されて作れるかどうか。 社会では知識だけでなく、実践できる力を求められます。 いくら頭の良い人が料理の勉強をして献立だとか栄養だとかを勉強しても、いつもやっている専門家に比べれば素人同然ですよ。 だからこそ栄養士も管理栄養士も病院で「先生」と呼ばれる立場にあるんです。 今後この仕事が必要でなくなるかどうかはそれこそ努力次第です。 もうずっと前から偉い先生が講演してまわっています。 「明治維新と同時に刀鍛冶の仕事がなくなったように、栄養士の仕事も明日なくなるかもしれない。だからこそひとりひとりが力をつけてもっともっと勉強して、『必要だ』と思わせる仕事をしなくてはならない」とね。 栄養士じゃなくても素人でも献立ソフトがあれば問題ない。 でも実際問題として、いくら完璧な献立をたてる能力があってもそれを活用する力がなかったら意味がない。 たとえば言い訳ばかりしてダイエット食を高カロリー食にする人とかね。 それを何とかする力はソフトにはないけど、ベテランの管理栄養士にはある。 専門家でも現場経験の少ない人のアドバイスははっきりいって教科書に書かれているのをそのまま言うばかりです。 でもベテランならその人に合った指導方法で、うまく導くことができる。 同じ「栄養指導ができる」人でも、結果は雲泥の差ですし、医療の現場では結果を出すことが大切です。 医者だって手順通りやれば患者がどうなってもいいなんて考えていないでしょう。 栄養指導も「結果を出す力」を求められるからわざわざ専門家を雇って任せています。 単に教科書通りの受け答えをし、献立ソフトに頼って仕事をするだけの管理栄養士ならどこも必要としません。 まず必要とされる人間になること、そのうえでさらに上を目指すこと。 そうやってひとりひとりが「必要だ」と思われる管理栄養士になることが大切です。 もっと現実的なことを言うと栄養指導の仕事よりも給食の運営のほうが大変で大事だからそこに薬剤師をひっぱってくるなんてないんだけど‥‥‥この辺は管理栄養士として就職できたらわかりますよ。
はじめまして。管理栄養士しています。 いろんなの管理栄養士の取材をしてます。 病院によって管理栄養士の存在感は全然違いますね。 管理栄養士が有名は病院は『近森病院』の臨床栄養部ですね。 ここの病院では栄養管理に力を入れられているらしく、病院で28人くらいの栄養士がおられますよね。 めずらしい管理栄養士のインターン制度もやっています。 http://www.chikamori.com/page935/ その反面『管理栄養士は病院に一人勤務で十分』の病院もあるので、1~2人のところもあります。 病院の方針でかなり差が激しいのが現状で、個人的には日本の栄養士界隈では、臨床に力を入れていきたいようですが、から回っているように感じます。 それにおっしゃるとおり薬剤師の界隈ではえ臨床栄養に力を入れていますね。4年制度から6年に増えて、単純にカバーできる範囲が増えました。 それに病院では薬剤を使うので、食物からのビタミンやカリウムなどが体内で薬と反応するので、そのことを知っておかなければなりません。 私も現在、薬学部に通って薬剤師の免許取得を目指してますが、栄養学部でならうほとんどの勉強を半年で詰め込んで勉強させられます。もちろん必修科目です。 学校には元管理栄養士方や看護師だった方もけっこういらっしゃいます。管理栄養士や看護師は前の学校の単位が利用できるので、個人差はありますが3年くらいで薬剤師免許も取得可能となるのがお得だからですね。 このことはあまり知られてないようです。 管理栄養士の将来性については横ばいだと思います。給料や勤務体制も向上する理由が、今の現状では何も増えてないので、状態がよくなる根拠がありません。 病院以外では学校での食育や、スポーツ方面で活躍の場はあるようですが、かなりの狭き門で卒業生全員がそのような方面には進めないと思います。 全体をざっくり考えると、管理栄養士の存在や免許がなくなる可能性は少ないと思いますが、存在感や活躍が横ばいのため、時代が進むにつれて、受け皿となる職場や仕事の数が少なくなってくると思います。 私も管理栄養士なので厳しい現状だと思ってます。 なので自分で変化していかないと!っと思ってます。 お互い頑張りましょう。 管理栄養士の勉強、頑張ってください。
それほど深刻な問題ではないと思いますよ。 国や法律や医師や一般の人の中で、実際に管理栄養士の評価が低いのは否めない事実だと感じているひとは多いと思います。 でも管理栄養士ではなければ出来ない仕事をアピールしていけば、栄養士は必要と院内で思ってもらえる存在になるのではないでしょうか。 もちろん、栄養指導は独占業務ではないですからほかの職種の人だってできます。でも、栄養指導を実施して診療報酬をもらえるのは管理栄養士だけです。 また、栄養士単独の業務ではありませんが、NST加算、糖尿病透析予防管理指導など、チームの中に管理栄養士が義務付けられているものも最近の診療報酬改定で始まったものです。 JSPENや病態栄養学会、糖尿病学会、腎・透析学会などではとても活発な管理栄養士の姿が見られています。 たとえ、ほかの職種の人が「この人に栄養が足りない」と思ったとしても、それを患者のADL、QOLを考えながら食事に組み込むことが上手にできる他職種はどれだけいるでしょう? そこが管理栄養士の役割なんだと思います。 あなたが志を高く持ち、しっかりと勉強して、患者さんの生活に踏み込んでも恥ずかしくない、意見をきちんと先生に提案できるようになれば、管理栄養士として十分力を発揮する機会は得られるはずです。
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