自衛官候補生として自衛隊に入隊し、3年ほどで希望をしていても曹になるための試験に落ちた場合、辞めざるをえないのでしょうか…

Question

自衛官候補生として自衛隊に入隊し、3年ほどで希望をしていても曹になるための試験に落ちた場合、辞めざるをえないのでしょうか？

Answer 1

とりあえず、４～５任期程度までは粘ることは可能です。

しかしながら、部隊側で「この隊員は、３曹になるのは難しい。」と判断した場合、再就職の関係から早目の任期満了退職を勧められることもあります。

Answer 2

問題は『こいつ曹としてアリかナシか』という部隊の側の判断次第でしょう。
アリとみなされれば部隊としてプッシュしてくれます。
ナシとみなされれば無言の空気で追い出されます。

ただ、そもそもその空気が読める人は大丈夫だと思いますよ。

問題は、その空気が読めないやつほど希望し続けるという誰得のジレンマ(泣)

Answer 3

３任期目には昇任試験の結果、後少しで合格出来る見込みがある者は任期継続出来ますが、合格出来る見込みがない者は任期継続させてもらえません。

Answer 4

自衛官候補生は任期制となっています。最初の一任期は海・空が3年。陸自が2年です。この任期が過ぎるといったん退官しなければなりません。希望すれば再任官されます。この場合は陸・海・空すべて2年間です。で、また2年経てば退官です。もう一度働きたいと希望しても、再々任官は難しくなります。

要するに4-5年の間に曹候補試験に合格しなければ、もう自衛官として働き続けることは出来ません。曹候補試験に合格して研修が終われば三曹となり「職業自衛官」となります。定年まで身分が保障されます。

ただ、自衛隊は軍隊ですから定年が60歳というのは将補以上(昔でいえば中将）であとは階級ごとに定年（53-59）が決まっています。
http://www.clearing.mod.go.jp/hakusho_data/2002/zuhyo/frame/az145004.htm

三曹からでは尉官が上限、つまりどんなに頑張っても54歳で定年です。