解決済み
自衛官には一般曹候補生、幹部候補生とか任期制とか防大とかありますがよくわかりません。 教えてくださいませ。一般曹候補生の昇任は試験があるのか?年功序列と勤務成績で試験なしであがるのかと昇任のこともお願いします。
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☆防衛大学校は将来、各自衛隊の幹部自衛官となる者(パイロット要員含む)を4年間の修業期間において養成する機関です。卒業後は陸・海・空曹長に任命され、幹部候補生として陸上・海上・航空自衛隊の幹部候補生学校に入校します。 幹部候補生学校では、初級幹部として必要な知識及び技術の修得のための教育を受け、約1年後に3等陸・海・空尉に昇任します。 ☆一般幹部候補生は大学の文系および理工系から進む通常の幹部候補生コースです。ここには、海上・航空自衛隊の飛行要員及び陸上・航空の技術要員が含まれます。 大学の理工系から進むコースとして、海上自衛隊の技術分野で活躍し技術要員となる「海上技術幹部候補生」。 大学の医学科・歯学科、薬学科から進むコースとして、自衛隊の衛生分野(病院勤務等)で活躍する医官・歯科医官・薬剤官となる「医科・歯科、薬剤科幹部候補生」があります。 各コースとも、採用と同時に陸上・海上・航空の各自衛隊曹長に任命され、幹部候補生として一定期間の教育を受けた後、3等陸・海・空尉(医師・歯科医師国家試験合格者及び大学院修士課程修了者は2尉)に昇任、幹部自衛官となります。 ☆航空学生とは、高校卒業又は中等教育学校卒業者(見込みを含む。)、高専3年修了者(見込みを含む。)及び高校卒業と同等以上の学力があると認められる男女を対象にした、海上自衛隊・航空自衛隊のパイロット等を養成する制度です。 入隊後は「航空学生」として、全員が学生宿舎で規則正しい団体生活を送りながら2年間の基礎教育を受け、続いて飛行訓練を中心としたそれぞれの段階の操縦課程に進みます。その後飛行幹部候補生として約2年間の飛行訓練を中心とした操縦教育を経て、パイロットの資格を取得。その証として「ウイングマーク」を授与されます。さらにその後約4ヶ月から1年で、戦闘機、輸送機、救難機に分かれて教育訓練を受けて、各部隊に配属されます。 ☆一般曹候補生は、平成18年までの一般曹候補学生と曹候補士を統合した新たな募集種目です。一般曹候補生とは、18歳以上27歳未満の者を対象に、陸上、海上、航空各自衛隊の部隊勤務を通じて、その基幹隊員となる陸・海・空曹自衛官を養成する制度です。 応募資格年齢を比較的広くとっているため、高校新卒者はもちろん、高専卒、大卒、社会人経験者まで多様な経歴を持った人材が一般曹候補生として入隊します。 入隊後は、教育課程で中堅陸・海・空曹として必要な資質を養うととともに、一般曹候補生として部隊勤務に必要な基礎的知識及び技能を修得します。 その後、部隊配置となり、部隊勤務を通じて、各種技術等の教育訓練を受けます。そして採用後約2年9月経過以降、選考によって3等陸・海・空曹に昇任、全国の部隊に配置されます。なお、3等陸・海・空曹に昇任後は、4年で幹部候補生部内選抜試験の受験資格が得られ、これに合格すれば幹部に昇任できます。 ☆2等陸・海・空士とは陸上自衛官は2年(一部技術系は3年)、海上・航空自衛官は3年を1任期(2任期目以降は各2年)として勤務する任期制隊員です。 入隊と同時に2等陸・海・空士に任命され、新隊員教育(海上は練習員)課程を経て各部隊・基地等に配属されます。 約9ヶ月後、1等陸・海・空士に昇任し、さらに1年後、陸・海・空士長に昇任します。 3等陸・海・空曹に昇進する為には一般教養、隊法、体力、面接の各選抜試験を受けなければなりません。昇任できない場合は退職させられます。 自衛隊の昇任には基本的に全て選抜試験があります。学科試験、体力検定、勤務成績等総合的に評価されます。 年功序列も多少あります。自衛隊は上下関係が厳しいですので、1期でも先輩なら神様です。ただ階級は本人の努力次第です。
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