行政書士とは、具体的にどういう仕事をするのですか？ また、資格を取るのは難しいですか？ 詳しく教えてください！！

Question

行政書士とは、具体的にどういう仕事をするのですか？
また、資格を取るのは難しいですか？
詳しく教えてください！！

Answer 1

行政書士の業務は、「役所への許認可申請」と、「権利義務・事実証明に関する書類作成」の２つです。後者はわかりにくいですが、要するに法的な効力のある契約書とか、定款とか、内容証明とか、そういう類の書類作成だとおもえばいいです。

役所への許認可申請は、
・建築確認許可
・農地転用許可
・車庫証明取得
・風営法やその他業法による営業許可
・外国人のビザ関係の申請
などが代表例として上げられ、権利義務・事実証明に関する書類作成とは、
・内容証明作成
・会社設立手続（定款作成・認証）
・遺言書作成指導
・遺産分割協議書作成・相続手続
などがあります。他士業の独占業務、つまり裁判関係（弁護士）、登記関係（司法書士）、税務関係（税理士）、労務・保険関係（社労士）、特許関係（弁理士）の業務はできません。もちろんこれらの資格と競合したり、グレーゾーンと言うのはあります。

行政書士は儲かっている人とそうでない人との差が非常に激しいと思います。儲かっている人は１０００万単位で年収を得ているが、儲かっていない人は全く仕事が来ず、すぐに廃業というパターンも多いです。行政書士会が仕事をくれるわけではないので、自分で仕事を取りに行かないとダメです。営業能力は必須です。また、弁護士のイソ弁のように大きな事務所での勤務で仕事をするというのも少ないです。基本的に開業のための資格ですから、行政書士として仕事をする気がない、興味がないならとっても無駄です。就職にも役に立ちません。

ちょっと前までは行政書士試験は合格率が１０％ぐらいで、本１冊買って２～３ヶ月勉強すればいいといわれていましたが、最近では非常に問題が難しくなり、合格率は３～５％ぐらいです。初学者だと１年みっちり勉強しても厳しいかもしれません。問題形式が似ていたり、被る部分が多い公務員試験・ロースクール・宅建など他の資格受験経験者も多いため、彼らに合わせた問題レベルになってきています。なめたら結構痛い目にあいますよ。

Answer 2

教科書的に言いますと、行政関係への提出書類の作成・代行です。

資格は宅建以上～司法書士以下位の難易度です。
試験については、向く向かないがあり、司法書士と同等程度の難易度の土地家屋調査士に合格したものでも
行政書士試験に不合格になった例もあります。

現実的な仕事内容ですが、大変地味であり、出来る仕事の範囲が広そうで狭いです。
車庫証明の申請なんかも含まれますが、実際行政書士に依頼する例は少ないのではないでしょうか？
他には、外国人登録・農地転用の手続きがあります。
都会の方では、行政の許認可に関するコンサルティング的な面からの仕事の依頼により、儲けている書士もいるようですが
地方では、あまりそのような例は聞きません。
現実的に考えると、他の士業（司法書士・調査士）等との兼業により、+＠の報酬業務として儲けられるものであると思われます。

Answer 3

主に官公署に提出する書類の作成するのが仕事です。

・不動産屋、建設会社、飲食店を開業する場合の許認可申請。
・自動車の登録。
・ビザの申請。
・内容証明の作成。
・契約書の作成。
・各種・法律相談。

こんな感じです。

行政書士事務所も法人化が認められ、会社形態でやってる人もいます。
全く食えない行政書士がいれば、フェラーリを乗り回してる行政書士もいます。
まさに行政書士は格差社会で実力主義です。

かつては３ヶ月もあれば誰でも受かる簡単な試験でしたが、ここ数年で急に難しく
なりました。取得まで２～３年はかかると思います。もちろん、やり方次第では短期
合格(10ヶ月程度)も可能です。

Answer 4

官公庁への書類提出が仕事です。
農地の許可申請とか、役所への提出書類を一般人の依頼で作るんです。
でも大抵自分で出来る書類が多いので、仕事は少ないです。
違法行書といって権限外の仕事を引き請ける人がかなり多いと聞きます。
行政書士資格のみで独立して健全な事務所経営はまず不可能と考えてください。

６年ほど前から行政書士試験は突然合格者数が減りました。
以前は何点で合格という試験でしたが、合格者が増えすぎ、資格者があふれてきたため、
今は、合格率５％ほどに抑えるようになっていると聞きます。詳しくは知りません。
難易度はかなり高いです。それは、単なる人減らしの難しさですので、
価値がある難易度ではありません。
今、その資格をとることで直接キャリアアップを狙える仕事をされている以外では、
全く役に立たない資格です。簿記の方がよっぽどいいです。一般教養として。
安易に予備校や通信教育等に大金を出すことは、彼らのいいカモにされるだけです。