解決済み
現在高校2年で卒業後トレーナーになりたいと思っています。 アスレティックトレーナー資格と一緒に柔道整復師などの国家資格を持っている人がが多いようですが、 皆さんどんな資格をお持ちですか? またどんな資格を持っている人が多いですか? 回答お願いします。
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こんにちは。 30代で鍼灸とアスレティックトレーナーを持っているものです。 (少し長くなります) まずアスレティックトレーナー(=以下AT)を取得するのはすごく難しいです。 2014年10月現在で日本には2324人のATが存在します。 誕生約20年ですが、数年前になりやっと2000人を超えました。 私が合格した時(約6年前)は1700人程でしたから。 鍼灸や柔整の特色を知るべきです。 鍼灸の特色は 「痛みに対してアプローチができる」 ことです。 そういった点で、ATと鍼灸のダブルを持っている人は多いです。 現にJリーグでトレーナーをしようとするとATはほぼ必須ですし、鍼灸があるとなおさらいいです。 トレーナーは「薬」を扱うことができません。 ましてドーピングに対しては年々厳しくなっています。 そのため、痛みに対してアプローチできる鍼灸が現場では重宝されます。 柔整の強みは 「急性外傷」=骨折、捻挫、脱臼、打撲など… に対してです。 しかし、10年ほどこの業界にいますが、ATでも柔整でも応急処置の内容は変わりません。 捻挫が起きる→どこをケガしたのか評価する→テーピングによる固定・アイシング 簡単にいうとこの流れです。 強いていうなら、脱臼を整復できることです。 基本、脱臼時の整復はドクターのみですが、緊急時(例えばスポーツ現場など)では柔整師も整復できます。 この点でスポーツ現場では整復ができる柔整のほうが良いかもしれません。 しかしラグビーやアメフトは多発しますが、その他のスポーツは年に1回起きるかどうかです。 あと、柔整は健康保険が扱えます。 将来「接骨院」や「整骨院」など開業しようと考えているなら、柔整のほうがいいかもしれませんね。 しかし、保険請求も年々厳しくなり、数年前から 「いつ保険が使えなくなるかわからない」 と言われています。 まぁ、そんなすぐにはなくなたりはしないでしょうが、個人負担の割合が増えるでしょうね。 鍼灸でもドクターの同意書があれば保険を扱うことはできます。 少しややこしいいですが…。 その他にトレーニング指導のできる資格も多数存在します。 私は高校卒業後、すぐにスポーツトレーナーの専門学校に進学しました。 そして、卒業後に別の鍼灸の学校に行きました。 それは「治療のできるトレーナー」になりたかったからです。 様々な専門学校の資料を見た時に 鍼灸は「鍼とお灸」で治療している写真が掲載されていましたが、柔整は包帯を巻いていたり、ストレッチをかけていたり… 「治療」しているイメージがわかなかったのです。 トレーナーは治療行為はできません。 国家資格ではありませんから。 (日本体育協会が公認している資格です) リハビリ、トレーニング指導、コンディショニングなど…ケガをしない身体作りがATの仕事であり、ケガをした選手のリハビリを考え、復帰に導くのがATです。 私の友人はATのみの人間も多くいます。 どんなATになりたいか? そこだと思います。 現場で必要とされる鍼灸に行くのか 将来を考え柔整に行くのか もしくは治療などはせずにトレーニング指導に特化するか 理学療法士とATの両方を持っている方も知っています。 高校時代にスポーツを頑張っていて、トレーナーになりたい学生は多いです。 今はただ漠然とATになりたいと思っているかもしれませんが、どんなATになりたいか? を考えてはどうでしょうか? 勉強する内容が多いですが、志したのなら頑張ってください。 参考にして頂けたら幸いです。
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