まず最初に、運転士や車掌、駅員といった現場に出て仕事をする人たちのことを「現業運輸職」と呼びます。通常、鉄道会社の高卒求人は100%と言っていいほどこの現業運輸職の募集になります。そして貴方の場合はJR北海道を受験したいが求人が来ていないとのことですので、この場合は必ず学校の進路担当もしくは担任の先生からJR北海道に「運転士希望として受験したい」という旨の連絡をしなければなりません。また、同時に最寄りのハローワークにもこの旨連絡して下さい。JR北海道の現業運輸職高卒枠は運転士コースと駅員コースの2つありますので連絡する際は気を付けてください。ここで一つ注意なのですが、必ず学校を通じて連絡を入れるようにしてください。貴方自身がJR北海道に連絡するというのはNGです。こうすることによって学校に求人が届くようになります。(私の場合がまさにこの状況でした)一応JR北海道の高卒運転士の求人案内のページをURLで添付しておきます。 http://www.jrhokkaido.co.jp/corporate/saiyou/tetsudou/entry_dc.html JR北海道への連絡先はhttp://www.jrhokkaido.co.jp/corporate/saiyou/kousotsu/index.html ここのページの一番下に載っています。 貴方自身でもう一度確認してください。 貴方がおっしゃっている通り、現業運輸職に就くには高卒の方が何十倍も有利です。しかも簡単です。また、高卒枠で内定の決め手となる事柄は 、 ①元気で笑顔で明るいかどうか ②学校の遅刻欠席は少ないか(皆勤が望ましいが3日が限度) ③体育会系の部活に入っている(野球、サッカーなど) ④年単位で継続して何かやってきているか(部活やアルバイトなど) ⑤運転適性があるか(クレペリンやその他適性検査) この5つくらいです。内申書や鉄道の知識、資格などはほとんど合否に影響しないと言っていいでしょう。なぜなら鉄道会社の現業運輸職は学歴ではなく人柄で選考しているからです。上記に挙げた条件の①、②、④で引っかかるとと採用は厳しくなってきます。(ほぼ不採用) 貴方がどうしてもJR北海道の運転士になりたいのであれば大学に行ってください。JR北海道の運転士採用は高卒と大卒の2つですので。鉄道会社の大卒採用については当方詳しくないので答えられませんが。 最後に…。 どこの鉄道会社もそうですが、高卒で鉄道会社は一番の勝ち組と言われています。 それにJRとなると一番人気です。JR系鉄道運輸職高卒入社難易度は、 東海=東日本>西日本>>>九州>北海道=四国=貨物 このような感じです。JR系ではJR北海道は穴場ですね。倍率は2倍~15倍です。 参考になれば。
なるほど:3
2015年度ドライバーコース採用に関する募集要項 応募資格 次の各号に掲げる条件を満たす方とします。 (1)視力/矯正で両眼1.0以上かつ各眼0.7以上、色覚/異常のないこと (2)聴力/1,000Hzで30dB以内・4,000Hzで45dB以内 (3)学校教育法に定める高等学校卒業者の方で入社時に20歳以上26歳未満の方 ※年齢制限例外事由 ・法令(鉄道営業法・動力車操縦者運転免許に関する省令等)の規定により年齢制限が設けられているため(雇用対策法施行規則第1条の3第1項 例外事由-2号による) ・長期勤続によるキャリア形成を図る観点から、若年者等を期間の定めのない労働契約の対象として募集・採用するため(雇用対策法施行規則第1条の3第1項 例外事由-3号のイによる) 入社時に20歳以上26歳未満の方の応募になりますから チャンスはあります。
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